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決定「洋上風力等からの高圧直流送電システムの構築・運用に関する調査」に係る実施体制の決定について

2021年7月13日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、下記事業に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は、別添のとおりです。

1.件名

洋上風力等からの高圧直流送電システムの構築・運用に関する調査

2.事業概要

2020年10月に2050年カーボンニュートラル実現を目指すことが宣言され、大きなポテンシャルを持つ洋上風力発電が期待されている。「洋上風力産業ビジョン(第1次)」で示された洋上風力発電の約8割が北海道、東北、九州に集中している中、大消費地まで大容量の電力を長距離送電する必要があり、長距離送電でコスト面、輸送効率、運用の柔軟性や系統安定度面で有利とされる高圧直流(HVDC)送電について、「洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会」や「広域連系系統のマスタープラン及び系統利用ルールの在り方等に関する検討委員会」などにおいて議論が開始されている。

一方、日本においては海底直流送電の実績が少なく、今後、長距離の直流送電を実現する上で、その実現可能性についてより詳細な検討が必要である。本事業は、こうした状況を踏まえ、具体的な設備や詳細ルート、費用等についての調査を行うことで課題を明らかにし、その早期実現のための見通しを得ることを目的とする。

3.実施予定先

一般社団法人海洋産業研究会、電源開発送変電ネットワーク株式会社、合同会社ユーコートエナジー

4.事業期間

2021年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 スマートコミュニティ
プロジェクトコード P20001
事業名 多用途多端子直流送電システムの基盤技術開発
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 スマートコミュニティ・エネルギーシステム部
担当者:前野、廣瀬、飯原
E-MAIL:smartcommunity@ml.nedo.go.jp

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