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第6回水素閣僚会議を開催致しました

2023年10月5日

NEDOと経済産業省は、東京GXウィークの一環として、9月25日に、第6回水素閣僚会議を開催しました。

会議の成果として、水素利用量の目標設定、水素利活用による新産業の創出や新規雇用の創出、炭素集約度に基づいた国際標準・相互認証の開発の加速化、新興国におけるファイナンス支援の加速化を柱とする議長サマリーを発出いたしました。

概要

日時:
2023年9月25日(月)9時00分~16時30分
場所:
ホテルニューオータニ東京/オンライン併用
主催:
経済産業省およびNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
プログラム概要:
〔1〕水素関連セッション(9時00分~12時00分)
  • 国際エネルギー機関「Global Hydrogen Review 2023」発表会
  • 水素の国際標準・認証に関するワークショップ
  • 水素の保安規制、法制、標準に関するワークショップ
  • 水素のファイナンスに関するワークショップ
〔2〕閣僚会合(15時00分~16時30分)

水素閣僚会議では、23の国・地域・機関にご参加いただき、東京宣言およびグローバル・アクション・アジェンダの進展の加速と拡大に向け、以下の内容につき議長サマリーとしてとりまとめました。

  • 2030年に向けて水素需要量1億5,000万トン、そのうち再生可能及び低炭素水素需要量を9,000万トンとする追加的なグローバル目標を各国と共有したこと
  • 水素利活用の更なる拡大が脱炭素の突破口となること、また、水素製造などの新産業の創出や2030年までに80万人規模の新規雇用を生み出し、世界の持続的な成長に貢献すること
  • 炭素集約度に基づいた国際標準・相互認証の開発の加速化や、炭素集約度の概念をG7以外の国とも共有したこと
  • 世界銀行を始めとする金融機関と連携し、新興国におけるファイナンス支援を加速し、民間投資を引き出すことで、水素利活用のさらなる拡大の必要性を共有したこと
  • 閣僚会合の写真
    図1.閣僚会合の様子
  • 水素関連セッションの写真
    図2.水素関連セッションの様子
  • NEDO斎藤理事長挨拶の写真
    図3.NEDO斎藤理事長挨拶の様子

資料

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