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NEDO事業成果を応用しシャープ株式会社が開発した薄膜3接合型化合物太陽電池がJAXAの小型実証機「SLIM」に搭載され月面にて発電

2024年2月2日

NEDOは、太陽光発電の発電コスト低減、応用先拡大のため、高効率太陽電池の開発を推進しています。その成果が応用された薄膜化合物太陽電池は月面への着陸に成功した宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)の小型月着陸実証機「SLIM」に搭載されておりましたが、1月29日、発電を開始したことが確認されました。

「SLIM」に搭載している薄膜化合物太陽電池は、NEDO事業においてシャープ株式会社(以下、シャープ)が開発したもので、これまでも同社はNEDO事業において高効率化、大面積化、曲面化、低コスト化の開発や、自動車への実装試験等を行ってきました。

引き続き、NEDOは、設置面積が限られる宇宙・航空分野や電気自動車などの移動体への太陽電池搭載の普及促進に向けて、太陽電池モジュールの高効率化および低コスト化に関する研究開発を進めます。

詳細は、下記のシャープのWEBサイトにて公開されておりますので、ぜひご覧ください。

<シャープ株式会社>

【薄膜3接合型化合物太陽電池関連の過去のニュースリリース】