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「第3回カーボンリサイクル産学官国際会議2021」を開催

2021年10月8日

NEDOと経済産業省は、「東京ビヨンド・ゼロ・ウィーク2021」の一環として、10月4日、「第3回カーボンリサイクル産学官国際会議2021」をオンライン形式で開催しました。

まず、主催者を代表して経済産業省資源エネルギー庁保坂長官より開会挨拶が行われ、今後とも各国地域との連携を強化し、カーボンリサイクルの技術開発・実証から将来的な社会実装まで着実に取り組む決意が示されました。続いて、サウジアラビア王国 アブドルアジーズ・ビン・サルマン・アール・サウード エネルギー大臣、インドネシア共和国 アリフィン・タスリフ エネルギー・鉱物資源大臣をはじめとする各国政府関係者や国際エネルギー機関(IEA)など、世界のリーダーからカーボンリサイクルに対する取り組みや期待についてスピーチがありました。

後半は、カーボンニュートラル達成に向けたカーボンリサイクルの位置づけや取り組みについて、公益財団法人地球環境産業技術研究機構の山地理事長より講演が行われ、続くパネルディスカッションでは、「カーボンリサイクルによるCO2を利用した鉱物(コンクリートやセメント)の動向」、「カーボンリサイクルによるCO2を利用した燃料・化学品の動向」、「未来につながる技術、投資への期待」の3つのテーマについて活発な議論が行われました。

最後に、NEDO石塚理事長から、NEDOは2050年カーボンニュートラルの達成を目指したカーボンリサイクル分野への取り組みに一層力を入れていくことを述べ、閉会挨拶とさせて頂きました。

会議には、32の国・地域から約2,800件の参加登録がありました。また、別ウィンドウが開きます 公式サイトでは、関係企業の取り組みについても動画で紹介しました。

  • 開会挨拶をする経済産業省資源エネルギー庁保坂長官の写真
    開会挨拶をする経済産業省資源エネルギー庁 保坂長官
  • 議論するパネルディスカッションの座長と講演者の写真
    パネルディスカッションの様子
  • 閉会挨拶をするNEDO石塚理事長の写真
    閉会挨拶をするNEDO石塚理事長