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第10回「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF:アイセフ)」を開催

2023年10月11日

NEDOと経済産業省は、「東京GXウィーク」の一環として、10月4日、5日に「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)」第10回年次総会を、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催しました。

記念すべき10回目を迎えた今回は、「Innovation for Just, Secure and Sustainable Global Green Transformation」をメインテーマとして、全19セッションを開催し、79の国・地域の政府・国際機関・産業界・学会等から約1,700人が参加しました。

冒頭、西村経済産業大臣が開会挨拶を行い、その後のキーノート・セッションでは、野口聡一宇宙飛行士が基調講演を、また、スティーブン・チュー(スタンフォード大学教授)、アンドリュー・Z・ファイアー(スタンフォード大学教授)、ポール・M・ナース(フランシス・クリック研究所ディレクター)の3名のノーベル賞受賞者が対談、講演を行いました。更に各セッションでは、革新的な政策立案、公正なGX 、グローバル・ストックテイク、食料・水・気候変動、革新的な再生可能エネルギーの利用、持続可能な航空輸送、核融合テクノロジーなどの議論が行われるとともに、各国の若手イノベーターとICEF運営委員との対話形式の討論も行われました。

また、プログラムの一環として開催されたNEDOグリーンイノベーション基金事業シンポジウムでは、「次世代型太陽電池で実現するグリーン都市」をテーマとして、ペロブスカイト太陽電池の研究開発・実証の概要を紹介するとともに、主に都市部への普及をターゲットとした社会実装の在り方等を議論しました。

最後に、NEDO斎藤理事長が閉会挨拶として、NEDOとして緊急性の認識(sense of urgency)をもってクリーンエネルギー関係のプロジェクトの実行(implementation)に一層力を入れていくこと等を述べました。

  • 開会挨拶をする西村経済産業大臣の写真
    開会挨拶をする西村経済産業大臣
  • 閉会挨拶をする斎藤理事長の写真
    閉会挨拶をする斎藤理事長
  • 宇宙飛行士 野口聡一氏の基調講演の写真
    宇宙飛行士 野口聡一氏による基調講演
  • 若手イノベーターとICEF運営委員によるセッションの写真
    若手イノベーターとICEF運営委員によるセッション