風力発電等技術研究開発
事業・プロジェクト概要
事業期間:2008年度~2024年度、2022年度予算:33.3億円
研究開発項目〔1〕 PL:石原 孟(東京大学大学院工学研究科 教授)
研究開発項目〔2〕 PL:勝呂 幸男(一般社団法人日本風力エネルギー学会 代表委員)
研究開発項目〔1〕 PL:石原 孟(東京大学大学院工学研究科 教授)
研究開発項目〔2〕 PL:勝呂 幸男(一般社団法人日本風力エネルギー学会 代表委員)
風力発電は、他の再生可能エネルギーと比較して発電コストが低く、中長期的に大規模な導入が期待されていますが、我が国の厳しい気象条件の中で長期間、安定的に発電事業を行うためには、風車の信頼性のみならず、発電効率の向上やメンテナンスの高度化などの技術開発による一層の発電コストの低減が求められています。また、洋上風力発電の国内外の市場の拡大をにらんで、産業競争力の強化が重要な課題となっています。
風力発電コストについては、設備利用率の違いによる部分もあるものの、資本費及び運転維持費は他国と比較して高い水準にあります。
特に洋上風力発電においては、先行する欧州と気象・海象条件や船舶等のインフラが異なることから、技術的な課題や設置に係わる費用が高コストになり、導入が停滞しています。
そのため、本事業では風力発電に係る我が国の課題を克服し、一層の低コスト化に資するイノベーティブな技術開発を行うことで、風力発電の導入拡大及び産業競争力の強化に資することを目的とし、洋上風力発電の拡大に向け、洋上風力の設置、運転、保守に係る洋上風力発電導入ガイドライン等を整備しました。
今後は、さらなる着床式洋上風力発電における発電コスト削減に資する施工技術開発に取り組み、我が国における洋上風力発電の着実かつ飛躍的な導入拡大を目指します。また、国内風車の停止時間(ダウンタイム)及び運転維持コストの低減、発電量向上を目指した技術開発、さらに風車部品産業界の国際競争力向上に資する風車部品特性の改善等を行うことで発電コスト低減を図ります。
基本情報
技術・事業分野 | 風力・海洋 | プロジェクトコード | P07015 |
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担当部署 | 新エネルギー部 (TEL:044-520-5270) |
詳細資料
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基本計画(533KB)
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実施方針:2022年度版(638KB)
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実施方針:2021年度版(677KB)
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実施方針:2020年度版(438KB)
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実施方針:2019年度版(416KB)
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実施方針:2018年度版(467KB)
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実施方針:2017年度版(540KB)
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実施方針:2016年度版(661KB)
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実施方針:2015年度版(683KB)
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実施方針:2014年度版(615KB)
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実施方針:2013年度版(598KB)
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実施方針:2012年度版(673KB)
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実施方針:2011年度版(458KB)
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実施方針:2010年度版(363KB)
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実施方針:2009年度版(865KB)
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実施方針:2008年度版(369KB)
関連成果(プロジェクト実施者の対外発表記事)
日付 | 実施者 | タイトル |
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2012年11月15日 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | |
鹿島建設株式会社 |
最終更新日:2022年5月13日