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決定「環境負荷を考慮した国際実証における経済性評価制度の検討及び事業化評価におけるビジネスモデル等の分析調査」に係る実施体制の決定について

2023年5月18日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「国際実証の経済性評価制度の改善検討及び事業化評価におけるビジネスモデル等の分析調査」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

1.件名

環境負荷を考慮した国際実証における経済性評価制度の検討及び事業化評価におけるビジネスモデル等の分析調査

2.事業概要

NEDOでは、これまで日本のエネルギー関連産業の国内外への展開と国内外のエネルギー転換・低炭素化・脱炭素化を支援するため、2つの国際実証を実施してきました。

NEDOの国際実証では、実証前調査から実証事業/実証研究に移行する際の事業化評価において、対象技術の普及にかかる事業戦略や収益性について、審査委員以外の外部専門家の知見を取り入れた経済性評価を2015年から行っています。一方で、排出量取引制度の本格稼働やEUの炭素国境調整措置(CBAM)の導入は2026年度と予定されており、今後開始される実証事業/実証研究が普及段階を迎える時点では、環境負荷を事業性に勘案することが必要となっていると考えられます。

以上の背景を踏まえ、本調査では、以下の2つの内容について検討します。

  1. 環境負荷を考慮した経済性評価を行うために必要となる国内外の制度等に係る基礎情報の収集と、実証事業/実証研究の事業化評価に反映した場合の影響に関する検討。
  2. 実証研究終了後の普及段階における経済性評価の品質を向上させるため、事業化評価時に提案されたビジネスモデルを精緻に確認して評価し、専門家の立場からNEDOへ助言する分析業務。

※NEDOの国際実証

3.実施予定先

株式会社日本総合研究所、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社

4.事業期間

2023年度

募集要項

技術・事業分野 国際展開支援
地球温暖化対策
プロジェクトコード P*****
事業名 国際実証の環境負荷を考慮した経済性評価制度の検討及び事業化評価におけるビジネスモデル等の分析調査
事業分類 調査等
対象者 企業(団体等を含む)
問い合わせ先 国際部 実証総括
E-MAIL:international@ml.nedo.go.jp

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