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決定「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業」に係る実施体制の決定について

2021年10月8日

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」という。)は、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業」に係る公募を実施し、ご提案いただいた2件の提案について審査を行い、以下のとおり実施予定先を決定いたしました。

なお、採択審査委員一覧は別添の通りです。

1.件名

カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業

2.事業概要

本実証事業は、石炭火力発電から排出されるCO2を大幅に削減させるべく、究極の高効率石炭火力発電技術である石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC※1)とCO2分離・回収を組み合せた実証試験を行い、革新的な低炭素石炭火力発電の実現を目指します。

本実証事業ではIGFC及びその基幹技術である石炭ガス化複合発電(IGCC※2)の実用化加速に向けた以下の取り組みを実施します。

[1]CO2分離・回収負荷変動に対応するガスタービンに関する要素技術開発
CO2分離・回収型IGCCシステム及びIGFCシステムのCO2分離・回収設備の負荷変動に対応すべく、CO2分離・回収負荷変動対応ガスタービンの環境性能、安定性、信頼性に係る要素技術開発を実施します。
[2]IGCC(IGFC)の信頼性向上、低コスト化に係る実証
IGCC(IGFC)システムの早期商用化を実現すべく、設備信頼性の向上及び経済性の改善に係る実証を行います。
※1
石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC:Integrated Coal Gasification Fuel Cell Combined Cycle)
※2
石炭ガス化複合発電(IGCC:Integrated Coal Gasification Combined Cycle)

3.採択テーマと実施予定先

[1]CO2分離・回収負荷変動に対応するガスタービンに係る要素技術開発
(三菱重工業株式会社、三菱パワー株式会社(現 三菱重工業株式会社))
[2]IGCC(IGFC)の信頼性向上、低コスト化に係る実証
(大崎クールジェン株式会社)

4.事業期間

[1]2021年度~2025年度
[2]2021年度~2022年度

詳細資料

募集要項

技術・事業分野 次世代火力・CCUS
プロジェクトコード P16002
事業名 カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業
事業分類 研究(委託、共同研究、助成)
対象者 企業(団体等を含む)、大学等
問い合わせ先 環境部 次世代火力・CCUSグループ
担当者:戸島、園山、福原、矢部
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp

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