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バンコク事務所

バンコク事務所は、アジア地域全般(中国、モンゴルおよび韓国を除く)を所管地域として、国際事業の支援やエネルギー・産業技術分野の関連収集など、幅広く活動を行っています。

事務所概要

  1. 名称 バンコク事務所(Asian Representative Office in Bangkok)
  2. 設立 1993年10月
  3. 職員数 8名
  4. 代表者 バンコク事務所長 川村 寛範
  5. 主な役割
    • 所管地域における国際事業に関する相手国関係機関との現地での交渉支援や連絡調整
    • 所管地域におけるエネルギー・産業技術分野動向の調査及び情報の収集・分析、案件発掘
    • 広報に関する業務

所管地域

事務所のあるタイのバンコクを拠点に、ASEANはじめとするアジア地域(中華人民共和国、モンゴル及び大韓民国を除く。)の17か国を所管しています。

  • 拠点マップ

実施中事業

対象国 事業名 期間(FY)
タイ 既設メタン発酵関連エネルギー転換効率向上を実現するための実証(タイ) 2023-
タイ 使用済みモータースクラップからのネオジム磁石の回収精製技術の実証研究(タイ・チョンブリ県) 2023-
タイ 中長距離陸上貨物輸送における低炭素化のための燃料電池(FC)トラック技術実証事業(タイ) 2023-
タイ 工業団地低炭素化に向けた燃料電池(FC)バス運用システム実証研究 2023-
タイ タイ住宅における快適性と省エネを両立する温熱制御HomeIoTシステムと住空間設計技術に関する実証 2023-
タイ 水素フォークリフト(FCFL)普及のためのアマタシティ・チョンブリ工業団地における最適な水素配給方法の実証研究 2023-
タイ EVバイクの消費エネルギーの効率化を実現するためのドライバーの行動解析およびバッテリーセル状態解析の実証研究 2022-
タイ タイ王国及び東南アジア周辺国におけるCCUS技術の社会実装を実現するためのセメント工場排ガスからのCO2分離回収・利用実証研究 2022-
タイ 通勤交通モーダルシフトを実現するためのスマートバス実証研究 2022-
タイ 鉄道用保守用車の動力をインホイールモーターに置換・活用するための実走実証研究 2022-
タイ キャッサバ残渣用酵素オンサイト製造システムを用いた非可食バイオノニオン活性剤の製造モデル事業 2022-
タイ ICTを活用した送電系統の電圧・無効電力オンライン制御(OPENVQ)による低炭素化・高度化に関する案件組成・事業実施可能性調査(JCM) 2020-
タイ 余剰バガス原料からの省エネ型セルロース糖製造システム実証事業 2016-
ベトナム 工業団地内の屋根置き太陽光発電の拡張とともに系統安定化を実現するための蓄電池実証研究(ベトナム・ハノイ北部) 2023-
ベトナム 脱炭素を実現するための既設石炭火力発電所へのバイオマス燃料高比率混焼に係る実証研究(ベトナム国・クアンナム省) 2023-
ベトナム 無煙炭焚き火力発電所の脱炭素化を実現するためのアンモニア燃焼実証研究(ベトナム) 2023-
ベトナム 未利用エネルギー有効活用のための全樹脂製熱交換器G-HEXを利用した廃水熱回収技術および地中熱利用技術導入温室効果ガス削減実証事業(ベトナム) 2023-
ベトナム 地域のバイオマスを利用した省エネ型エビ養殖システム高度化実証研究 2021-
インドネシア 電炉(製鋼)工場におけるGHG排出削減のためのタンディッシュプラズマ加熱装置(TPH)技術実証事業(インドネシア) 2023-
インドネシア 100%再生可能エネルギー供給を実現するためのEMSを活用したマイクログリッド向けハイブリッド発電に関する実証研究 2023-
インドネシア 地熱発電の余剰電力・排熱を活用した低廉かつ事業性のある水素製造・運搬を実現するための水素技術等実証研究 2022-
マレーシア マレーシア国サバ州におけるグリーン電力供給を実現するためのスマートエネルギー技術導入に係る実証研究 2022-
マレーシア 建築分野のカーボンニュートラルを実現するためのZEB技術の実証研究 2022-
フィリピン フィリピン・クラークエリアにおけるスマートモビリティを実現するための省エネ交通システムの実証研究 2020-

広報制作物

事務所が制作した広報制作物(動画やパンフレット)の情報を掲載しています。

(1)動画

所管地域の事業紹介動画をYouTubeのNEDOチャンネルで公開しています。

日本の高度リサイクル技術を活用!ー電気・電子機器廃棄物リサイクルプロジェクトinタイー

日本の高度リサイクル技術を活用し、タイ国内の電気・電子機器廃棄物のリサイクルシステムの構築を目指す実証プロジェクトについて紹介します。

サトウキビを使い尽くす!―バイオマスプロジェクト in タイ―

タイにおいて十分に活用されていなかったサトウキビの搾りかす(バガス)からエタノール原料や高付加価値な化学品を生産するシステムの実証を行っています。本動画では、先進的なバイオマスプロジェクトを紹介します。

(事業名)余剰バガス原料からの省エネ型セルロース糖製造システム実証事業

10分間の急速充電で運行!―大型EVバスプロジェクト in マレーシア―

マレーシアにおいて10分間の超急速充電で30km運行を実現する大型EVバスシステムの実証を実施しています。本動画では、先進的な都市交通システムのスマート化プロジェクトを紹介します。

(事業名)10分間充電運行による大型EVバス実証事業

(2)パンフレット

事務所所管地域の取り組みを紹介した現地語・日本語併記のパンフレットをPDF形式で掲載しています。

パンフレット画像

セミナー

バンコク事務所が実施したセミナーの情報を掲載しています。

WEBセミナー「ASEANカーボンニュートラルにおいて日本企業はゲームチェンジャーになれるのか? ~攻めるべき各国の重要分野に対する示唆~」[2022年3月11日]

本セミナーでは、NEDOバンコク事務所にて行った、ASEAN諸国のカーボンニュートラルにおける直近の政策目標・動向やASEAN企業の低炭素化に向けた先進事例の調査結果を基に、ASEANにおけるカーボンニュートラルで重要となる技術分野についての独自仮説を紹介しています。

なお動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

プログラム及び配布資料はこちらからご覧になれます。

PDFファイルリンク調査報告書はこちらからダウンロードできます。

NEDO-NSTDA 4th Webinar | 日タイの持続可能な発展に資するバイオリファイナリー

動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

NEDO-NSTDA 3rd Webinar | タイのカーボンニュートラルの実現に資する CCUS技術 ~日・タイの挑戦(2)~

動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

NEDO-NSTDA 2nd Webinar | タイのカーボンニュートラルの実現に資する CCUS技術 ~日・タイの挑戦~

動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

日タイ合同ウェビナーシリーズ第1回「日本のグリーン成長戦略とタイのBCG経済モデルが生み出すシナジーとイノベーション~技術が切り拓く未来と協業~」[2022年1月13日]

動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

プログラム及び配布資料はこちらからご覧になれます。

WEBセミナー「東南アジアにおける水素エネルギーの将来展望-インドネシア・マレーシア編-」[2021年4月22日]

水素の供給及び利用において大きなポテンシャルを有するインドネシア・マレーシアと共同で、水素エネルギーの利活用に関するWEBセミナーを2021年4月22日に開催しました。

  • 「東南アジアにおける水素エネルギーの将来展望-インドネシア・マレーシア編-」

なお動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

WEBセミナー「タイにおける電力システム最新動向―バーチャルパワープラント(VPP)の適用可能性について―」[2021年3月19日]

タイ王国エネルギー省協力のもと、タイのナレスアン大学と共同で、タイにおける電力システム改革動向及びVPP(Virtual Power Plants)の適用可能性に関するウェビナーを2021年3月に開催しました。

  • WEBセミナー「タイにおける電力システム最新動向―バーチャルパワープラント(VPP)の適用可能性について―」

セミナーのプログラム、動画及び配布資料はこちらからご覧になれます。

NEDO-BPPT共同セミナー「インドネシアにおけるバイオリファイナリーの将来展望と最新技術紹介」[2020年12月14日~17日]

インドネシアの技術評価応用庁(BPPT)と共同で、バイオリファイナリーをテーマにしたWEBセミナーを2020年12月に計4回開催しました。

  • インドネシアにおけるバイオリファイナリーの将来展望と最新技術紹介

なお動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

WEBセミナー「タイのスマート物流政策と最新動向」[2020年11月~12月]

タイ王国工業省工業振興局(DIP)、タイ経済連盟(FTI)、泰日工業大学(TNI)と共同で、タイにおける物流のスマート化にかかるWEBセミナーを2020年11月から12月に計4回開催しました。

  • 第1回:タイのスマート物流にかかる政策とマクロトレンド
  • 第2回:B2Bビジネスにおける技術イノベーション
  • 第3回:トラック搬送にかかるスマート技術
  • 第4回:スマート倉庫・管理の動向

なお動画リンク 別ウィンドウで開きますセミナーの動画はこちらからご覧になれます。

報告書

タイ及びマレーシアにおける水素市場に関する調査(2023年度)

タイ及びインドネシアにおける水素市場に関する調査(2022年度)

近年ASEAN各国においてもカーボンニュートラル目標が宣言され、脱炭素化に向けて再生可能エネルギーの利活用技術の導入が推進されています。

各国政府においては政策文書に水素技術の活用を位置付けはじめ、また民間企業においては主体的に水素利用に関するイニシアティブを発表する動きが出てきました。

水素の利活用の分野では、火力発電における水素の混焼やモビリティへの活用等が検討され、水素の製造の分野では地熱発電を活用したグリーン水素製造のように、ASEANの再生可能エネルギーポテンシャルに即した技術の導入が検討されています。

本調査ではタイ・インドネシア及びマレーシアを対象国として、各国のエネルギー動向、水素需要の展望、政策における水素技術の位置づけ、各水素技術の現状と普及展望、水素事業に関する政府や企業の主な取組についてまとめています。

インドネシア及びベトナムにおけるアンモニアサプライチェーン開発に関する調査(2022年度)

近年ASEAN各国においてもカーボンニュートラル目標が宣言され、脱炭素化に向けて再生可能エネルギーの利活用技術の導入が推進されています。エネルギー源として化石燃料に対する依存度の高いASEAN諸国において、アンモニアは火力発電所におけるカーボンニュートラル燃料等として注目されています。また、日本政府が2023年3月に発表したアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想においても、経済成?とエネルギーセキュリティを確保しながら、各国の実情に応じて脱炭素を進めていく技術のひとつとして位置付けられています。

本調査では、インドネシア及びベトナムを対象国として、エネルギーの概況、アンモニアに関する政策動向、アンモニアサプライチェーン構築にむけた主な企業の取組についてまとめています。

ASEAN地域におけるカーボンニュートラル及びグリーン技術のビジネスモデル開発に関する調査(2022年度)

ASEAN現地企業は、本格的な社会実装に相当な時間を要する見通しの分野(CCS、アンモニア・水素分野等)であっても、欧米、アジア(中国、韓国等)などの主要な海外企業と既に幅広く連携しており、どの国の企業とパートナーシップを構築すべきか、見極めを行っている段階にあります。

日系企業は、ターゲット国の現地企業の技術ニーズを、社会実装が開始される前の段階から見極め、事業主体となる主要な現地企業(国営・財閥系のエネルギー企業等)を含めた事業体制を構築することによって、ASEANにおけるビジネス機会を獲得する可能性が高まると考えられます。

本調査では、ASEANの6か国(タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、ラオス)を対象に、各国におけるカーボンニュートラル達成に向けた重要技術を選定し、日系企業の取り得るビジネスモデルの事例をまとめています。

ASEANにおけるグリーン・カーボンニュートラル関連技術動向調査(2021年度)

今後もエネルギー需要の急速な増大が見込まれるASEAN各国においては、従来課題とされてきたエネルギーの安定供給のみならず、温室効果ガスの排出抑制及び持続可能性を追求した方針が打ち出されつつあり、官民での取り組みが活発となってきています。

本調査では、これらASEAN各国におけるグリーン・カーボンニュートラル関連技術の動向を調査し、我が国技術・企業からみた重点技術領域を分析しました。

支援制度

NEDOでは、日本の企業や大学・研究機関等が強みを有する技術やシステムの海外展開を支援していく観点から、以下の通り、さまざまな国際展開支援制度を用意しています。バンコク事務所の所管地域における支援制度に関するお問い合わせやご相談などは随時受け付けておりますので、以下問い合わせ先までお気軽に御連絡ください。

<エネルギー関連の技術実証を検討中の方(企業向け)>

<低炭素技術関連の技術実証を検討中の方(企業向け)>

<エネルギー関連の国際共同研究を検討中の方(研究機関向け)>

<その他>

タイへの進出を目指す企業向けの施策・制度の関連リンクも以下でご紹介します。

  • 別ウィンドウで開きますタイ投資委員会(BOI)
    タイの投資振興を目的に、投資に対する優遇措置を与える権限を持った政府機関。
  • 別ウィンドウで開きますSmart Visa
    高度技術専門家、投資家、スタートアップ起業家向けに特設された新タイプのビザ制度。

問い合わせ

バンコク事務所

TEL: +66-2-256-6725­ 又は 6726­ (日本語可)FAX: +66-2-256-6727­

住所: 8th Floor, Sindhorn Building Tower 2, 130-132 Wittayu Road, Lumphini Pathumwan, Bangkok 10330, Thailand

最終更新日:2024年3月14日