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DTSU・GX採択事業者検索サイト

本検索サイトは、以下2事業の採択事業者について、検索できるサイトとなっています。

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      採択企業名 研究開発テーマ 事業名 事業領域・分野 地方 助成事業の実施状況
F.MED株式会社 マイクロサージャリー支援ロボット実用機と操作訓練装置の開発 DTSU ヘルスケア 九州・沖縄 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名福岡県福岡市2021年下村景太小栗晋パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズシリーズA非公表会社連絡先:092\-287\-9554 keita\.shimomura@f\-med\.co\.jpホームページ:F\.MED株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーママイクロサージャリー支援ロボット実用機と操作訓練装置の開発事業概要顕微鏡を使用する極微細な手術手技実施を支援するロボットを開発する。極微細な手術手技は難易度が高く、実施出来る医師が限られている。本事業は実臨床でも安全に使用出来る実用機を開発し、医療機器承認申請出来る状態とする。また、操作訓練装置を開発し、より安全かつ適正にロボットを使用するための対応策も準備する。事業内容STSフェーズにおいては医師の手に代わって安全かつ有効にマイクロサージャリーを完遂でき、医療機器としての承認申請が実施できる実用機(第一世代製品)を完成させる。具体的には下記2項目の開発を実施する。マイクロサージャリー支援ロボット実用機開発マイクロサージャリー支援ロボット訓練装置開発フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2025年度215百万円
株式会社3DC 革新的炭素材料GMSを用いた機能性導電助剤の開発 GX 素材・材料 北海道・東北 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名宮城県仙台市2022年黒田 拓馬西原 洋知パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ANRI株式会社プレシリーズA非公開会社連絡先:022\-797\-8073 info@3dc\.co\.jpホームページ:株式会社3DC 事業名GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業研究開発テーマ革新的炭素材料GMSを用いた機能性導電助剤の開発事業概要東北大学で発明された革新的炭素材料GMS(グラフェンメソスポンジ)をリチウムイオン電池の導電助剤向けに応用する研究開発を行う。構造制御性を欠く従来の炭素材料では解決困難なリチウムイオン電池設計上の重要課題を、緻密な構造制御が可能なGMSにより解決し、機能性導電助剤として製品化する。事業内容本事業で開発する機能性導電助剤GMSは、従来のCBやCNTでは困難であった高電圧耐性、電解液輸送性、圧縮に対する柔軟性を併せ持つ材料である。本事業期間においては下記項目を研究開発項目とする。〔1〕よりコスト競争力・性能を高めた製品の開発〔2〕分散隊の開発〔3〕量産設計フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2026年度499百万円
株式会社グリーンケミカル 非可食バイオマス由来樹脂の工業生産技術の実証事業 GX 素材・材料 関東 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名神奈川県藤沢市2018年張 錦良パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値株式会社みらい創造機構プレシリーズA非公開会社連絡先:0466\-96\-0452ホームページ:株式会社グリーンケミカル 事業名GX分野のディープテック・スタートアップに対する実用化研究開発・量産化実証支援事業研究開発テーマ非可食バイオマス由来樹脂の工業生産技術の実証事業事業概要バイオプラスチック製造で持続的な社会を目指し、豊富に存在するが未利用のパルプやもみ殻等の非可食バイオマス資源から作られる糖を原料として、バイオマスプラスチック原料の工業的生産技術を開発する。次の3つの化学資源「ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)」、「25\-フランジカルボン酸(FDCA)」、「25\-ビスアミノメチルフラン(BAF)」の効率的かつ高純度な製造を目指す。事業内容本研究開発では、非可食バイオマス由来の糖原料からHMF~FDCAへの一貫生産プロセスの量産課題を解決を目指す。(1)改良プロセスによるFDCAの製造のスケールアップ実証を行う。(2)外部によるPEF樹脂の重合試験と機能性評価から、FDCAの仕様の確認と従来のPET樹脂の代替可能性確認を行う。(3)改良されたプロセスによるFDCA生産のCO2排出量の算出を行う。(4)展示会等にて、作成したPEF容器サンプルを発表し、事業化に向けてスケールアップ実証パートナー企業の獲得を目指す。(5)量産可能で効率的なBAFの合成手法を確立する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS素材・材料2024~2025年度280百万円
株式会社エイシング 製造業向け生産効率向上エッジAIソリューションの研究開発 DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名東京都港区2016年出澤 純一パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値なしシリーズC非公開会社連絡先:contact@aising\.jpホームページ:株式会社エイシング 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ製造業向け生産効率向上エッジAIソリューションの研究開発事業概要製造業向けの生産効率の大幅な改善を目的としたエッジAIソリューションの研究開発を行う。生産現場での生産効率向上は大きな課題だが、人手による今以上の改善は困難な状況である。制御へのAI適用手法を手の内化し、ソリューション改良を進めることで、生産効率のブレークスルーを果たし、製造業のペインを解消する。事業内容当社独自のエッジAIアルゴリズムをベースにして、製造業向けの生産効率の大幅な改善を実現するエッジAIソリューションの開発・汎用化を行う。それによって、AIソリューションの体系化・精度向上を図り、顧客へ短期間かつ高精度なソリューションを提供できるようにする。フェーズ事業領域・分野助成事業年度PCA情報・通信2024~2028年度
Turing株式会社 完全自動運転を実現する AI 基盤モデルの開発 DTSU モビリティ 関東 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名東京都品川区2021年山本一成パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ANRIプレシリーズA非公開会社連絡先:050\-1753\-6294pr@turing\-motors\.comホームページ:Turing株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ完全自動運転を実現するAI基盤モデルの開発事業概要本事業では、「完全な」(Level5)自動運転を実現するAI基盤モデルの開発と、自動車メーカーとの協業を通じた社会実装をめざす。申請者の強みはカメラベースの自動運転技術・AI基盤モデルであり、本事業で物流のドライバー不足問題・交通弱者の問題を解決し、我が国の経済力の向上に大きく貢献する。事業内容本研究ではEnd\-to\-endの自動運転AIモデル及び車両制御ソフトウェアを開発し、東京都内の道路を30分間、人間の介入なしで自動運転する実証プロジェクト「Tokyo30」を実施する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSモビリティ2024~2025年度299百万円
株式会社TriOrb AMRを活用したフレキシブルファブ生産による変種変量生産の実現 DTSU モビリティ 九州・沖縄 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名福岡県北九州市2023年石田 秀一パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値東京大学エッジキャピタルパートナーズシリーズA1580百万円会社連絡先:050\-8882\-3182somu@triorb\.co\.jpホームページ:株式会社TriOrb 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマAMRを活用したフレキシブルファブ生産による変種変量生産の実現事業概要製造業の現行大量生産ラインでは柔軟性に欠けるため、球駆動型全方向移動機構「TriOrbBASE」を用いたAMRに基づくフレキシブルファブ生産システムを提案。これにより、変種変量生産の課題を解決し、製造業の生産性向上と効率化を図る。事業内容本研究開発ではTriOrbBASEおよび自律移動システムを改良し複数AMRの制御、各種ロボティクスとの連携を目指す。〔1〕電子部品、半導体製造メーカ向けAMRの開発・実証〔2〕自律移動システムの知能化、高度な環境認識技術と経路生成アルゴリズムの開発〔3〕ユーザフレンドリーなロボットコントローラの開発〔4〕複数AMRの統合運行制御システムの開発〔5〕全方向移動型協働ロボットの開発を始めとした各種ロボティクスとの連携技術の開発フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSモビリティ2024~2026年度387百万円
Oishii Farm株式会社 持続可能な農業を実現する植物工場技術開発とビジネスモデル実証 DTSU 食・農業 関東 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名東京都2023年古賀 大貴パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値なしシリーズB非公開会社連絡先:contact\.jp@oishii\.comホームページ:OishiiFarm株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ持続可能な農業を実現する植物工場技術開発とビジネスモデル実証事業概要世界中の人々に安心、安全、高品質そしておいしい農作物を安定的に安価で届けるための植物工場プラットフォームの実現を目的とし、生産工程の自動化および栽培技術の開発により課題であるコストの削減を達成する。事業内容本事業期間中に主に下記の3テーマに関する研究開発を通じて、植物工場での生産における自動化・効率化技術を創出し、作物の品質を維持したままコスト低減を達成し、マーケットの拡大を実現する。〔1〕栽培技術の開発〔2〕自動化開発〔3〕多品目展開フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMP食・農業2024~2026年度2495百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ(ニュージャージー州)〔1〕海外事業会社/大学等との委託・共同研究稼働中の実験・生産施設および人材を有するアメリカの事業会社にて一部の開発を行うことで、開発を加速させる。
クアドリティクス株式会社 ウェアラブルてんかん発作兆候検知システムの国際展開 DTSU ヘルスケア 近畿 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名京都府京都市2018年加納 学小林 紀方藤原 幸一山川 俊貴パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ライフタイムベンチャーズ合同会社シリーズA非公開会社連絡先:075\-606\-5077 info@quadlytics\.comホームページ:クアドリティクス株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマウェアラブルてんかん発作兆候検知システムの国際展開事業概要当社が本邦で研究開発を進め世界初の医療機器化を目指しているウェアラブルてんかん発作兆候検知システムについて、本事業では国内での承認後の国際展開戦略を精緻化し、それを加速的に遂行する。米国展開の大きな足掛かりとなる豪州での薬事承認と保険償還を果たし、それらの治験データおよび医療経済研究成果をもとに、よりスムーズかつ低コスト、低リスクに米国での薬事承認と保険償還の実現を目指す。事業内容本研究開発では、STSフェーズ終了後早期の治験実施に向け、豪州における本技術のコマーシャリゼーションロードマップを下記課題解決により精緻化する。〔1〕豪州医療機関での後ろ向き・前向き臨床研究とTGAとのpre\-submissionミーティングを通じた薬事戦略策定〔2〕現地製造業者との量産プロトタイプ開発〔3〕保険機関およびコンサルとの折衝による保険戦略策定。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2026年度299百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容オーストラリア、アメリカ  
エイターリンク株式会社 空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの国内外での実証及び展開 DTSU エネルギー・インフラ 関東 事業実施中 2024年8月現在所在地創設年創設者名東京都墨田区2020年岩佐 凌田邉 勇二パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ジャフコグループ株式会社シリーズB非公開会社連絡先:contact_pr@aeterlink\.comホームページ:エイターリンク株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムの国内外での実証及び展開事業概要エイターリンク株式会社のミッションは「ワイヤレス給電によって、配線のない“デジタル世界”を実現する」ことであり、ワイヤレス給電システムの開発・製造・販売にかかる事業を展開している。当社のワイヤレス給電技術の起源は、弊社CTOが約10年に渡ってスタンフォード大学で研究してきたメディカルインプラント用ワイヤレス給電技術である。この技術を汎用技術として活かし、デジタル化やDXの進展に伴いデジタル信号処理やセンサネットワークがますます重要になった世界で、工場(FA:ファクトリーオートメーション)やオフィスビル(BM:ビルマネジメント)、またリテールや物流といった様々な領域で社会実装を行う。給電やセンシングを根本から変革し、ワイヤレス給電を日本国発のハイテクノロジーとして、グローバルに普及させることを目指している。事業内容本事業では、エイターリンク株式会社がこれまで行ってきたマイクロ波ワイヤレス給電技術の工場やビル向けの初期製品の開発と実証実験の結果に基づき、送電距離改善や小型化等の技術課題をクリアした量産品を開発し、国内・海外両方でのルールメイキングも行うことで、ワイヤレス給電システムの将来的なグローバル市場における展開を目指す。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAエネルギー・インフラ2024~2026年度960百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ、ヨーロッパ、アジア自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定。この他研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携も想定。ワイヤレス給電技術を用いたプロダクトについて、海外における顧客ニーズと技術ニーズを調査し、評価ボードを使用したテクニカル接続試験とPoCを行い、グローバル市場における実用化を目指す。米国においては、現在インディアナポリスに拠点があり、今後、その他のエリアにも拡大して取り組む予定。
株式会社 Logomix 合成生物学プラットフォームの事業化 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年5月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2019年相澤康則石倉大樹パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ジャフコグループ株式会社シリーズA非公開会社連絡先:080\-6354\-5629admin@logomix\.bioホームページ:株式会社Logomix 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ合成生物学プラットフォームの事業化事業概要パートナー企業のSDGs課題解決のために独自ゲノム大規模改変技術プラットフォームを用いて高機能化された産業用微生物/細胞の構築、および提供事業内容本研究開発では、ゲノム改変体の創出能力・評価能力を高め、高機能化された産業用微生物/細胞の社会実装を加速する。その実現のため、下記に掲げるPoCの達成を目指す。〔1〕ゲノム改変体ライブラリーハイスループット評価系の構築〔2〕ゲノム改変体の効率的創出系の構築〔3〕スケールアップ評価系を再現できるラボスケール評価系の構築フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2025年度352百万円
株式会社EX-Fusion ハイパワーレーザー加工機による難加工材の高精度高速加工の実現 DTSU 素材・材料 近畿 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名大阪府吹田市2021年松尾 一輝パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値株式会社デライト・キャピタルシード非公開会社連絡先:tel:050\-5526\-7508E\-mail:info@ex\-fusion\.comホームページ:株式会社EX\-Fusion 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマハイパワーレーザー加工機による難加工材の高精度高速加工の実現事業概要本事業では、世界初のダブルワブリング工法によるレーザー切断加工方法を使用して、「スピード」と「品質」の両立が難しかったCFRPのレーザー加工装置を開発する。コストや品質が重視され、今後市場拡大が見込まれる自動車業界を初期ターゲットとし、その後航空機分野への適用拡大を目指す。事業内容本研究開発では、ダブルワブリング工法によるレーザー切断加工方法を、ハイパワーレーザーを用いて実現する。ハイパワーレーザーを効率よく効果的に利用するために、下記の開発項目を実施する。〔1〕レーザ加工ヘッドの開発〔2〕加工ヘッド駆動装置の開発〔3〕レーザ照射条件の最適化フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS素材・材料2023~2024年度200百万円
株式会社 Integral Geometry Science インライン蓄電池電流密度分布検査システムの量産化実証 DTSU モビリティ 近畿 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名兵庫県神戸市2012年木村 建次郎パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値SBIインベストメントシリーズC34800百万円会社連絡先:078\-335\-6110ホームページ:株式会社IntegralGeometryScience 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマインライン蓄電池電流密度分布検査システムの量産化実証事業概要近年カーボンニュートラルの実現が急務となっており、自然エネルギーを有効活用するために高エネルギー密度を持つ蓄電地の開発が必要不可欠となっている。リチウムイオン電池は鉛蓄電池やニッケル水素電池と比べてエネルギー密度、出力密度の両方に優れており、今後需要が高まり続けると予想される。一方で、電池からの発火事故は年々増加傾向にあり、事実、リチウムイオン電池に原因があるとされた製品のリコール等は昨今メディア等で多数報告されている。我々はカーボンニュートラルの実現に向けた高エネルギー密度を持つ蓄電地の実現というミッションのもと、現行の検査体制をすりぬけ市場に出回った僅かな潜在的不良リチウムイオン電池による出火事故を無くすような電池の品質を保証する新たな電池検査手法の確立、世界中での検査基準としての普及をビジョンとして、電流密度分布という新たな観点から検査可能なインライン検査システムの開発を行ってきた。電池出荷時の検査システムは現状、エージング試験と呼ばれる試験法が広く普及している。しかしエージング試験では均一に微小に電流がリークしている場合と局所的に大きな電流リークが存在する場合に電圧の変化量は等しくなるため、原理的に局所的に大きな電流リークが存在する潜在的な不良品のふるい分けが困難となる。電池は半導体製造プロセスと異なり、電池活物質の粉体を混錬する等、原理的に空間的な“ムラ”が生じるのは必然であり、局所性を有するセルはその後の充放電、電池使用に伴って劣化、不良を引き起こす。このような、エージング試験ではふるい落とせない潜在的な不良を抱えたセルが市場に出回ることで先述の事故につながる。我々の蓄電池検査システムは、蓄電池内部の電流に起因して発生する磁場を超高感度センシングし、得られた磁場分布から蓄電池内部の電流を解析的に映像化、電池内部の電流密度の局所性を評価する。検査システムの基幹技術である電流と磁場に関する基礎方程式の解析解を用いる解析手法はIGS研究グループが世界で唯一開発に成功した方法論であり、逆解析的な本手法は他に類を見ない。IGSはこれまでに量産化前製品としての研究開発を進めてきており、エージング試験では正常品と判定される電池セルにおいても電流ムラの検出に成功している。出荷前検査を既存のエージング試験からIGSの検査システムへと切り替えることで、より高い精度での品質管理を実現する。事業内容下記に掲げる開発項目を達成することで、新たなインライン電池検査システムの事業化・普及の達成を目指す。〔1〕量産タイプインライン検査装置の設計開発ア)量産タイプインライン検査装置の製作イ)ADコンバータの内製化ウ)自動測定システムに向けたハードウェア等の測定機構部の最適化〔2〕防爆設備を備えた実験設備の設立エ)ロボット導入、アルゴリズム開発オ)通信、サーバ保管システムの構築カ)発熱モニタなど安全機構設計キ)50Ahクラスセルの爆発に耐える防爆設計〔3〕自動グレード分けシステムの構築ク)良否判定基準パラメータ固定、良否判定スキームの確立ケ)自動判定、グレード分けシステム構築〔4〕システム製造体制コ)高感度磁気センサ製造プロセスの最適化サ)製造スキームの最適化フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMBモビリティ2023~2025年度2496百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ(ミシガン州、カリフォルニア州)、韓国、中国・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定・海外を含めたサプライチェーンの構築を予定国連輸送規定UN38\.3や各輸送業者の規定により、リチウムイオン蓄電池の海外輸送には大きな制限が課されているため、実証は蓄電池製造メーカの所在国において実施する必要がある。主要蓄電池メーカの所在地であるアメリカ、韓国、中国への事業所設置を目標とする。達成手段としては、助成期間前半においては海外事務所の設置にて海外主要メーカとの関係を構築する。期間後半においてはこの海外事業所にデモセンターとしての機能を持たせる。またプロセス・生産管理関係者との関係を構築することでインライン検査装置の導入に係る契約交渉を進める。過去、参加した韓国、ドイツ、アメリカ、カナダの展示会や学会により中国、韓国の主要蓄電池メーカとのつながりを獲得し、各社のトップからは代替手法の存在しない本インライン検査装置に対して高い関心を得ている。今回のNEDO事業における資金等により、インライン検査装置の実用化を加速させ、助成事業期間内に各社にてインライン検査装置のフィジビリティスタディを完了させ、インラインの導入を開始する予定である。
リンクメッド株式会社 次世代医薬開発を加速する64Cu創薬支援プラットフォーム開発 DTSU ヘルスケア   事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名千葉市2022年吉井 幸恵栗原 宏明松本 博樹脇  厚生パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値DBJキャピタル株式会社シリーズA非公開会社連絡先:03\-6661\-7661linqmed@linqmed\.co\.jpホームページ:リンクメッド株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ次世代医薬開発を加速する64Cu創薬支援プラットフォーム開発事業概要本事業では、診断用と治療用の放射線を放出し多様な分子に結合が容易との特徴を有する放射性同位元素である64Cuを量産化するための技術開発に取り組む。これにより、64Cuを用いる「見える」がん治療薬を次世代医薬品として迅速に開発できる日本独自の創薬支援プラットフォームとして確立、新たな産業基盤を創出する。事業内容本事業期間において、64Cu創薬支援プラットフォームの確立に向け、事業会社各社と連携し、以下の技術開発を行う。これにより、次世代医薬品産業基盤の創出に挑戦する国産RI量産化技術を開発、経済社会課題の解決を目指す。〔1〕64Cuの量産化技術の確立〔2〕64Cuの高比放射能での製造技術の確立〔3〕64Cu医薬品の長期安定化フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2025年度1000万円
WOTA株式会社 住宅向け小規模分散型水循環システム量産化事業 DTSU エネルギー・インフラ 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2014年前田 瑶介パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値JICN(株式会社脱炭素化支援機構)シリーズB非公開会社連絡先:03\-5843\-6905ホームページ:WOTA 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ住宅向け小規模分散型水循環システム量産化事業事業概要世界の水問題の構造的な解決手段の確立を目指し、大規模処理場レベルの高度処理を10万分の1の規模で実現し、水処理自律制御技術を搭載した「住宅向け小規模分散型水循環システム」の量産化開発(水処理コストの大幅低減、汎用性の実現)と実証に取り組む。事業内容小規模分散型水循環システムを、国内・外で安価に、汎用的に使える水インフラの新標準として普及できる状態を確立する為、水処理コストの大幅低減を軸とした研究開発を行う。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMPエネルギー・インフラ2023~2025年度2498百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容島嶼国、先進国乾燥地域・現地政府との協働実証・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定・海外を含めたサプライチェーンの構築を予定国内とは生活スタイルや住宅環境の異なる海外で技術実証を行うことで、多様な環境・使用条件下で安定性能を発揮できる設計を実現するとともに、国内⇔海外でのオペレーションの差分を明らかにし、海外でも効率的なオペレーションを構築できる経験・ノウハウを蓄積する。
TeraWatt Technology株式会社 超高エネルギー・超高出力密度型リチウムイオン電池の量産化検証 DTSU エネルギー・インフラ 関東 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名神奈川県横浜市2019年緒方健パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値KhoslaVenturesLLCPre\-C非公開会社連絡先:ホームページ:TeraWattTechnology 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ超高エネルギー・超高出力密度型リチウムイオン電池の量産化検証事業概要持続可能な社会の実現において、「脱炭素」が人類史上かつてない注目を集めており、世界的に脱炭素戦略が加速している。「脱炭素」の主たる推進力が多様なデバイスの「電動化(Electrification)」であり、それを支える基盤産業であるリチウムイオン電池、特に次世代リチウムイオン電池には世界中で大きな注目が集まっており、2030年にはリチウムイオン電池の全世界生産規模は約3000GWh、市場規模は約40兆円規模に成長する勢いを見せている。TeraWattTechnologyは「持続可能な社会の為、全ての電動化を」をミッションに、既存のリチウムイオン電池よりも大幅に軽く・小さく・パワフルで安全に駆動可能な次世代リチウムイオン電池の開発を行い、その商用化を目指す。事業内容2025年以降に上市可能な高エネルギー密度・高出力密度・高い安全性を兼ね備えた次世代リチウムイオン二次電池のパイロット生産及び量産実証目的の大型パイロット施設の立上げを行い、次世代電気自動車・ドローンといった既存アプリケーションの他、eVTOL(電動垂直離着陸機)といった新しいアプリケーションへの搭載を目指す。大型パイロット施設において、顧客の求める性能品質を実現する量産装置・プロセス技術の確立のための検証活動を行うため、以下の開発を行う。研究開発項目1:3種セル容量に対する量産技術検証と性能再現性検証研究開発項目2:量産性KPIのシングルラインの生産性KPI検証フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMPエネルギー・インフラ2023~2025年度2499百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジア非公開
株式会社T.G.Medical 動脈硬化性急性期脳梗塞治療デバイスの事業化 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2020年坂野恒平パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値BeyondNextVentures株式会社非公開非公開会社連絡先:非公開ホームページ:非公開 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ動脈硬化性急性期脳梗塞治療デバイスの事業化事業概要非公開事業内容非公開フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2023~2024年度非公開海外技術実証予定なし
株式会社RICOS 製品デザインの自動設計につながる熱流体シミュレーション AI DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名東京都千代田区2015年(事業開始)井原 遊パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値東京大学エッジキャピタルパートナーズシリーズA21200百万円会社連絡先:03\-5615\-9777info@ricos\.co\.jpホームページ:株式会社RICOS 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業助成事業名製品デザインの自動設計につながる熱流体シミュレーションAI事業概要現在の製品設計では、シミュレーションに時間がかかり活用が限定的である。申請者は、物理現象への親和性の高い独自のAI技術を有し、熱流体向けのAI\-CAEシステムを開発し、解析における諸問題を解決することを目指している。既に顧客ニーズは特定済みで、開発システムを迅速に市場投入、販売拡大へと繋げる。助成事業内容本研究開発では、熱流体(+関連領域)において、1)顧客に提供するシステムのコアとなるAIアルゴリズムが完成し顧客の求める予測速度・精度を達成していること、2)そのアルゴリズムを用いた熱流体領域向けのシステムが実装され顧客の求める機能が特定され開発・実装にめどがたっている状態になること目指す。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS情報・通信2024~2025年度190百万円
Rapyuta Robotics株式会社 ピッキング・保管ソリューションの倉庫への導入拡張のための開発 DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名東京都江東区2014年モーハナラージャーガジャモーハンアルドチェルワンクリシナムルティパートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シリーズCエクステンション24000百万円会社連絡先:03\-6228\-3852tamaki\.fujimori@rapyuta\-robotics\.comホームページ:RapyutaRobotics株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業助成事業名ピッキング・保管ソリューションの倉庫への導入拡張のための開発事業概要EC活性化、2024年問題、労働力不足により、倉庫作業の効率化は急務である。倉庫コストの大部分に相当する保管ピッキング作業の生産性向上に焦点をあて、既存の3つのソリューションのユースケースの拡張、ROIの向上、オペレーションツールの充実化を実施することで、マーケットシェアの拡大を図る。助成事業内容自動倉庫ソリューション、自動フォークリフトソリューション、ピッキングアシストソリューションについて、下記の開発を実施する。(1)ユースケース拡張(2)ROI向上(3)オペレーションの効率化フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMP情報・通信2024~2025年度1800百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容米国(イリノイ州、アーカンソー州)・海外事業会社/大学等との委託・共同研究倉庫全体が大きく、また通路幅が広い、米国の倉庫に、当社のピッキングアシストソリューションを導入することで、生産性向上、自動充電機能の運用、3シフト制対応が実現できるかどうか検証する。
株式会社Pale Blue 水を推進剤とする人工衛星用推進機の量産技術の確立 DTSU 宇宙 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名千葉県柏市2020年浅川 純栁沼 和也中川 悠一パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値インキュベイトファンド株式会社シリーズBファーストクローズ非公開会社連絡先:04\-7114\-3036contact@pale\-blue\.co\.jpホームページ:PaleBlue 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ水を推進剤とする人工衛星用推進機の量産技術の確立事業概要宇宙産業においては、複数の小型・超小型衛星を協調、連携させてサービスを提供する衛星コンステレーションが主流となりつつある。本事業では、水を推進剤とする人工衛星用推進機の量産技術の開発・実証を行い、衛星コンステレーション事業者が求める、安価かつ短納期、安定した品質で推進機を量産する体制を確立する。事業内容本事業では、安価かつ短納期、安定した品質での量産体制の構築を目標としており、以下の開発に取り組む。〔1〕部品点数の削減〔2〕受注から出荷までの期間短縮〔3〕量産に適した試験手法・手順の確立〔4〕量産試作機の製品品質の安定化フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMP宇宙2023~2024年度499百万円海外技術実証予定なし
Nature Architects株式会社 メタマテリアルを活用した革新的なEV 部材の設計環境の開発 DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2017年大嶋 泰介パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シリーズB非公開会社連絡先:contact@nature\-architects\.comホームページ:NatureArchitects 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマメタマテリアルを活用した革新的なEV部材の設計環境の開発事業概要当社はメタマテリアルを活用した独自の設計技術「DFM(DirectFunctionalModeling)」を元に、製造業における製品設計を革新すことを目指す。DFMを活用することで変形、振動、音響、熱などの物理現象を伴う製品において従来製品を凌駕する機能を実現し、製造コストや量産性を考慮した設計が可能となる。DFMの適用範囲は自動車、産業用機械、航空宇宙など多岐に渡る。事業内容本研究開発では、電気自動車の車両開発をターゲットに、当社技術を活用することで電費効率、熱マネジメント、ノイズ低減に優れた部材の開発に向けた設計環境の構築を目指す。〔1〕基本形状探索技術の確立〔2〕詳細形状最適化技術の確立〔3〕設計形状群のDB化/可視化技術の確立〔4〕将来の協業パートナーへの提案が可能な試作物の造形フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCA情報・通信2023~2024年度300百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ、ヨーロッパ(イタリア、ドイツ、イギリスなど)・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定海外の現地パートナーが主体となり、EVに関する開発動向の調査、および主要OEM、Tier1メーカーに対するヒアリングおよび顧客候補の紹介を目指す。具体的には、当社技術を活用することで新規製品開発を実施できるかを初期的にヒアリングを実施し、本格的に協業が進む場合においては当社日本チームと顧客候補を繋ぎ込むことを狙う。
株式会社Nanofiber Quantum Technologies 共振器QED方式を用いた量子リピーターの研究開発 DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名東京都新宿区西早稲田1丁目22番3号2023年廣瀬雅青木隆朗碁盤晃久パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値早稲田大学ベンチャーズ株式会社非公開非公開会社連絡先:担当:塚田info@nano\-qt\.comホームページ:NanofiberQuantumTechnologies 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ共振器QED方式を用いた量子リピーターの研究開発事業概要量子インターネットは量子コンピュータ・量子通信を統合する量子技術の究極系である。本事業では世界唯一の方式であるナノファイバー型共振器QED方式にて、量子インターネットの中核である量子リピーターを開発し、日本発方式での世界標準技術の確立と社会実装を目指す。事業内容本研究開発では、共振器QED系を用いた量子リピーターを開発することで、既存の情報通信とは異なる絶対安全性を保障する光通信ファイバー網の実現に向けた基盤技術の実装する。そのため下記に掲げる開発項目を実施することで目標達成を目指す。〔1〕通信波長帯域での低損失ナノファイバー共振器の製造〔2〕ナノファイバー共振器近傍にトラップされたYb原子配列の開発〔3〕通信波長帯域での論理ゲート操作の実装〔4〕事業戦略及び法規制、標準化活動に関する調査フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS情報・通信2023~2025年度492百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ(カリフォルニア州、メリーランド州)・海外事業会社/大学等との委託・共同研究NanoQTInc\.:拠点調査、米国の市場環境や技術実証に関するフィジビリティ調査メリーランド大学:量子リピーターを使用した量子ネットワークの応用例の探求とYb共振器QED系を用いた小規模な量子ネットワークの具体的な検討
N.B.Medical株式会社 新規抗血栓性コーティングによる脳動脈瘤治療用ステントの開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2021年正林 和也パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ANRI株式会社非公開非公開会社連絡先:非公開ホームページ:非公開 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業助成事業名新規抗血栓性コーティングによる脳動脈瘤治療用ステントの開発事業概要非公開助成事業内容非公開フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2025年度非公開
LEBO ROBOTICS株式会社 陸上/洋上風力発電機ブレード補修ロボットの自動制御化等開発 DTSU エネルギー・インフラ 関東 事業実施中 2024年5月現在所在地創設年創設者名東京都杉並区2018年浜村 圭太郎パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値AbiesVentures株式会社シリーズA1300百万円会社連絡先:keitaro_hamamura@leborobotics\.comホームページ:LEBOROBOTICS株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ陸上/洋上風力発電機ブレード補修ロボットの自動制御化等開発事業概要陸上/洋上風力発電機ブレード補修ロボットの自動制御化等開発事業内容今回の「ディープテック・スタートアップ支援事業」での目標は、以下である。〔1〕ブレード補修ロボットの自動制御化(地上車両を含む)〔2〕補修ロボットの多機能化(避雷針点検機能の追加)〔3〕ブレード補修ロボットの洋上風車での利用に向けた改良〔4〕ブレード3Dデータを活用した自動メンテナンス制御システムの構築〔5〕ブレード3Dデータを活用して自動で最適なメンテナンス時期/方法を算出するシステムの構築〔6〕ブレード補修ロボットの日欧米をはじめとした海外での普及活動の実行フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAエネルギー・インフラ2024~2025年度100百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容欧州、米国海外事業会社/大学等との委託・共同研究研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定
Morus株式会社 カイコバイオ原料の量産・海外展開による、日本発素材産業の創出 DTSU 食・農業 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都品川区2021年佐藤亮パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値株式会社DGDaiwaVenturesプレシリーズA非公開会社連絡先:050\-5896\-2681ホームページ:Morus 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマカイコバイオ原料の量産・海外展開による、日本発素材産業の創出事業概要日本が世界トップクラスの研究技術を誇るカイコを、バイオ原料、直近では主に食品たんぱく原料として海外展開する。カイコは他の昆虫にない独自の機能性成分を持ち様々な市場に進出可能であること、家畜化された昆虫ゆえ量産適性が高いなどの特徴を持っており、食という日本が強みを持つ分野の技術・ブランドと併せ、日本発の素材産業創出を目指す。事業内容本研究開発では、カイコを食品として利用するにあたり、次の事項に資する研究開発に取り組む。〔1〕カイコ由来食品原料の高付加価値化〔2〕カイコ由来食品原料の量産化〔3〕カイコ由来食品原料、およびそれを含有した食製品の海外展開フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS食・農業2023~2025年度217百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容シンガポール、米国・海外事業会社/大学等との委託・共同研究・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定・海外を含めたサプライチェーンの構築を予定弊社進出予定国のシンガポールにて現地パートナーを確保済みであり、自社拠点も2023年度中に設立予定である。また、協業中のパートナーとは、シンガポールでの実証が済んだのちはASEAN等世界各国に展開する前提で協業をしている。同時に、もう1つの進出予定国である米国にて、現地の大学と共同研究を実施中であり、今後の米国展開における基盤を構築中である。
株式会社MJOLNIR SPACEWORKS 量産ハイブリッドロケットシステムの開発 DTSU 宇宙 北海道・東北 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名北海道札幌市2020年ビスコア・トールパートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値リアルテックファンドシード580百万円会社連絡先:050\-5879\-9964ホームページ:MJOLNIRSPACEWORKS 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ量産ハイブリッドロケットシステムの開発事業概要当社はロケットの性能を決める主要コンポーネントであるロケットエンジンをより多くのロケット開発機関・企業に提供するため、ハイブリッドエンジンの量産を目指している。本事業はこの量産ハイブリッドエンジンを実用レベルまで高性能化させたうえで打上実証によりエンジン性能を実証することを目指す。事業内容本研究開発では安全性と量産性に優れたハイブリッドロケットエンジンを用いたロケットシステムを開発することで課題解決を図る。またハイブリッドロケットエンジンを使用した実証打上げ用の観測ロケットを開発する。また、打上げ実証試験を行なうことでエンジンおよびロケットシステムの性能を実証する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS宇宙2023~2024年度168百万円海外技術実証予定なし
株式会社Luxonus フレキシブルアーム型光超音波イメージング装置の開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都港区2018年相磯 貞和パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シリーズC非公開会社連絡先:044\-742\-8681lux\-info@luxonus\.jpホームページ:Luxonus 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマフレキシブルアーム型光超音波イメージング装置の開発事業概要非造影かつ無被ばくで高精細に血管を3D画像化する光超音波3Dイメージング技術を用いて、小型かつ任意な方向で撮影が可能な光超音波イメージング装置を開発する。本装置は、患者負担も少なく医療従事者が使い易くなり、臨床用途の拡大を図ることができる。事業内容本研究開発では、半球型超音波センサを改良したフレキシブルアーム型の光超音波イメージング装置を開発することで実現する。下記に掲げるPoCを達成し、臨床応用の拡大を目指す。〔1〕任意方法で撮影可能なフレキシブルアーム型センサモジュールの実現〔2〕酸素飽和度とリンパ管の同時3Dイメージングの実証〔3〕医療機関での光超音波イメージング装置の画像性能評価フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2025年度298百万円海外技術実証予定なし
LQUOM株式会社 長距離量子中継システムの開発と市場創出 DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名神奈川県横浜市2020年新関 和哉パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値SBIインベストメント株式会社シリーズA1800百万円会社連絡先:contact@lquom\.comホームページ:LQUOM 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ長距離量子中継システムの開発と市場創出事業概要LQUOMはLong\-DistanceQuantumCommunicationから命名されており、長距離量子通信に必要な「量子中継システム」のハードウェア開発を行っております。量子通信の応用としては量子鍵配送が有名です。情報理論に基づく最高の通信セキュリティにより、”Harvestnowdecryptlater攻撃”(将来的な計算能力向上まで暗号文のまま保持)に備えることも可能となります。当社で開発する量子中継システムにより「量子もつれ状態」が生成できるため、鍵配送以外の応用として量子テレポーテーションや世界時計なども可能となるような、まさに量子インターネットと呼べるネットワークに拡張されます。そのような技術革新を目指し、LQUOMでは量子力学/光学等最先端技術を専門とする物理学博士を中心に据えて、長距離量子通信ハードウェアを日進月歩で開発して参ります。事業内容本研究開発では、これまで培ってきた研究成果を元にして、量子もつれ光源・量子メモリ・インターフェース技術の開発を進める。これらは、量子中継器の製品開発のために不可欠な要素技術である。併せて、量子もつれ光源を初期製品として、グローバルでの市場調査と顧客開拓を行う。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS情報・通信2023年~2025年402百万円海外技術実証予定なし
株式会社LexxPluss 混流生産向けの人共存環境下での重量搬送ロボット開発と海外展開 DTSU エネルギー・インフラ 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名神奈川県川崎市2020年阿蘓 将也パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値DRONEFUNDシリーズA非公開会社連絡先:contact@lexxpluss\.comホームページ:LexxPluss 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ混流生産向けの人共存環境下での重量搬送ロボット開発と海外展開事業概要テスラを筆頭に新設EV工場の自動化が注目されるが、本国の基盤である製造・自動車産業の従来型工場は、EV等の消費者ニーズに合わせ混流生産を可能にする柔軟性の高い生産設備へ改進が求められる。本事業では生産設備の組み立て工程の柔軟性を上げる大規模な人共存自律搬送システムの開発、米国・欧州展開を目的とする。事業内容本研究開発では、より幅広い製造工場のニーズに合わせて、ロボットの耐久性向上、安全基準への適応、高重量物への対応、ローカル5G等の適応を行います。また、ソフトウェアにおいては、製造システム(MES)連携や導入期間の短縮のための開発を行っていきます。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMPエネルギー・インフラ2023~2025年度1925百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容非公開非公開
Letara株式会社 超小型宇宙機に対応した超小型ハイブリッドスラスタの開発 DTSU 宇宙 北海道・東北 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名北海道札幌市2020年平井 翔大KAMPSLandon永田 晴紀パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値SBIインベストメント株式会社プレシード非公開会社連絡先:011\-600\-6840info@letara\.spaceホームページ:LETARA 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ超小型宇宙機に対応した超小型ハイブリッドスラスタの開発事業概要人工衛星などが宇宙空間で大規模な移動を行うためには推進力の大きな推進系(エンジン・スラスタ)が求められるが、従来までは、毒性・可燃性・爆発性の高い非常に危険な推進剤が用いられてきた。Letaraでは、北大発スタートアップ企業として、これまで燃料にプラスチックを利用したハイブリッド化学推進の技術を研究開発してきた。この技術を応用することで、世界で初めて安全性と推力を同時に満たし、小型人工衛星に移動の自由を与えるための革新的な推進系(エンジン・スラスタ)を実現する。事業内容本研究開発では、これまでLetaraで開発してきたハイブリッド化学推進の技術をもとに、超小型サイズに収まるよう最適化する。北海道大学より正式にライセンスを受けた技術を用いて、プラスチックを燃料とした安全かつ高推力なハイブリッド化学推進(エンジン・スラスタ)の開発を行い、事業化に向けたPoCを実施する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS宇宙2023~2024年度236百万円海外技術実証予定なし
KAICO株式会社 ブタ用経口ワクチン・飼料添加物の事業化に伴う製造基盤技術開発 DTSU 食・農業 九州・沖縄 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名福岡県福岡市2018年大和 建太パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値FFGベンチャービジネスパートナーズシリーズA2000百万円会社連絡先:092\-707\-4016info\-kaico@kaicoltd\.jpホームページ:KAICOLTD\. 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマブタ用経口ワクチン・飼料添加物の事業化に伴う製造基盤技術開発事業概要養豚農家では、感染症予防のために注射型ワクチンが使用されているが、ブタへのワクチン接種は非常に労力がかかる作業となっている。そこで、KAICOでは餌に混ぜて投与可能な経口ワクチンを開発。経口ワクチン実用化により、注射器も不要となり投与コストが大幅に削減される。また、途上国ではワクチンが浸透していないことから、感染症によりブタが肥育不全となるケースが多発している。そのような国では開発した経口ワクチンを「飼料添加物」として流通させることで、より多くの養豚農家まで届け、その生産性向上に寄与することを目指している。事業内容本研究開発では、飼料添加物/経口ワクチンの大量生産前の課題である品質構築、製品の用法用量設定検証を行い、初期市場ベトナムに投入することで、プロダクトマーケットフィットを達成し得る製品仕様を検証したのち、2025年度の量産化検証フェーズに到達することを目標とする。【主要課題】動物用医薬品製造におけるレギュレーションを満たす製造方法及び品質の構築上記製法・品質規格に沿った小規模での試作品生産豚試験での用法用量設定フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCA食・農業2023~2025年度172百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容日本、ベトナム・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定初期市場に設定したベトナムにおいて、総合商社双日との協業により、現地販売パートナーである医薬品卸売業GreenVet社(GV社)との関係を構築。GV社がベトナム政府への飼料添加物登録申請を行い、登録完了後にGV社による養豚農家へのテスト販売を実施し、エンドユーザーである養豚農家からのフィードバックを得る。
株式会社digzyme in silicoデザイン酵素のライブラリ化技術の開発 DTSU 素材・材料 関東 事業実施中 2024年5月現在所在地創設年創設者名東京都港区2019年渡来 直生パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値DGDaiwaVenturesシリーズA非公開会社連絡先:070\-1212\-7156watarai@digzyme\.comホームページ:株式会社digzyme 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマinsilicoデザイン酵素のライブラリ化技術の開発事業概要これまでに、コア技術であるバイオインフォマティクスを活用した酵素開発プラットフォームを開発してきた。近年SDGsを始めとする環境配慮の流れから、酵素ユーザーの酵素のニーズが多様化しており、速い開発速度を求められているが、酵素メーカーは迅速に開発するすべを持っていないことが課題となっている。本事業では、迅速な量産化開発を容易にするための、insilicoデザイン酵素ライブラリの製造技術を構築する。事業内容以下の3段階の研究開発をすることで目標を達成する。〔1〕insilico酵素発現株デザインシステムの開発〔2〕酵素性能評価実験の自動化〔3〕サンプルレベル酵素製造基盤の導入フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS素材・材料2024~2026年333百万円
株式会社GramEye グラム染色自動化AI医療機器の実用化開発および海外実証事業 DTSU ヘルスケア 近畿 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名大阪府茨木市2020年平岡悠パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値株式会社サムライインキュベートシリーズA非公開会社連絡先:080\-9437\-2026ホームページ:株式会社GramEye 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマグラム染色自動化AI医療機器の実用化開発および海外実証事業事業概要世界的医療課題である薬剤耐性菌問題に対し、微生物検査“グラム染色”を自動化するAI搭載医療機器を提供する。本事業では国内外のメインストリーム顧客獲得を目的とし、複数のイノベーター施設への有償サンプルの提供、菌種推定AI開発、結核菌推定AI開発、そして米国市場展開の為の事業開発を実施する。事業内容本研究開発では、微生物検査"グラム染色"を自動化するAI搭載医療機器について、国内外のメインストリーム顧客獲得する製品にする為、以下に掲げるPoCを達成する。〔1〕AI搭載自動グラム染色装置Magentaについて、医療機器の届出、イノベーター施設への導入〔2〕菌種推定AIの開発、有償サンプルを用いたAI学習用データセット回収〔3〕結核菌推定AIの開発完了、有償サンプルとしてのイノベーター施設への導入フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2025年度419百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ、欧州・海外を含めたサプライチェーンの構築を予定米国市場へのマーケティング調査による装置の打ち出し方の模索、また海外のKOLとのコンタクト・学会への出展による装置の認知向上、海外市場にフィットする自動グラム染色装置の設計・開発
株式会社FuturedMe CANDDYによる疾患特異的分解創薬支援プラットフォーム構築 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2018年宮本 悦子パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値株式会社ケイエスピーシリーズA_STS非公開会社連絡先:04\-7197\-6230ホームページ:株式会社FuturedMe 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマCANDDYによる疾患特異的分解創薬支援プラットフォーム構築事業概要プレシジョン・メディシン時代のゲノム医療で、病気の原因分子(標的)が判明しても、標的に治療薬がない問題(ペイン)の解決が必要。そのための技術である次世代分解創薬CANDDYの技術参入障壁を高め、差別化プロトタイプ確立と、市場拡大と副作用軽減を両立した疾患特異的分解創薬支援プラットフォームを構築する。事業内容本研究開発では、免疫プロテアソーム選択性により、正常細胞では作用しないが、がん細胞でだけ標的分解できる分解創薬技術として、「免疫CANDDYプラットフォーム」を構築する。〔1〕正常細胞と疾患細胞の分解の指標(DC50)の差を示す。〔2〕天然変性タンパク質の分解を示す。〔3〕CANDDY分子の初期プロトタイプのPOCを示す。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2025年度61百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容ワールドワイド、特に米国・海外事業会社/大学等との委託・共同研究STSでは、日本の製薬会社に有識者なっていただき、PCAで「関心表明書」をいただいて、パートナリングを実現していく予定。米国やヨーロッパなどの製薬企業ともコンタクトを取っていき、卒業後に、海外製薬会社とのパートナリングの予定。
株式会社FLOSFIA 高機能α-Ga2O3パワー半導体の低コスト量産化実証 DTSU 素材・材料 近畿 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名京都府京都市2011年人羅 俊実パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シリーズE14500百万円会社連絡先:075\-963\-5202info@flosfia\.comホームページ:株式会社FLOSFIA 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ高機能α\-Ga2O3パワー半導体の低コスト量産化実証事業概要パワー半導体用途に特化して優れた性能を発揮する新素材α\-Ga2O3(コランダム構造酸化ガリウム)を用いてパワー半導体の高機能・低コスト化技術を開発し、高機能と低コストの両立を達成する量産技術の確立や社会実装を実現することにより、電気自動車やロボット、電源、インバーターなど、多岐に渡る事業分野における電力変換ロスを削減し、市場規模の拡大を目指す。事業内容本研究開発では、新素材α\-Ga2O3を用いたパワー半導体の高機能・低コスト化技術を開発し、デバイス構造・プロセスの最適化、信頼性評価、顧客フィードバック等による課題解決を図る。下記に掲げる開発項目を達成することで、「高機能」・「低コスト」の重要な水準のクリアを目指す。〔1〕小チップサイズのデバイス設計開発〔2〕低コストプロセス設計開発〔3〕ウエハの大口径化〔4〕チップの小型化〔5〕信頼性の確保フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMP素材・材料2023~2025年度300百万円
株式会社ElevationSpace 高頻度宇宙実験・回収事業に向けた回収型宇宙実験システムの開発 DTSU 宇宙 北海道・東北 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名宮城県仙台市2021年小林 稜平パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社シードエクステンション非公開会社連絡先:022\-795\-6991info@elevation\-space\.comホームページ:株式会社ElevationSpace 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ高頻度宇宙実験・回収事業に向けた回収型宇宙実験システムの開発事業概要今後拡大が期待される低軌道での宇宙活動に必要な宇宙機部品やサービスを軌道上において実証し、宇宙環境を活用した理工学実験や、物資の試作・製造を行うことが可能な自律的プラットフォームを提供し、また宇宙実験や物資の試作・製造の結果(プロダクト)を地上へ回収して顧客へ返却するという一気通貫のサービスを提供することを目的とする。事業内容本研究開発目標として、下記に掲げる主要な要素技術にかかる研究開発課題の解決により、事業化に必要なコア技術の獲得を目指す。〔1〕低軌道宇宙実験・製造を可能とする小型衛星バスシステム技術の獲得〔2〕再突入技術の獲得〔3〕回収技術の獲得〔4〕安全・再利用技術の獲得フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS宇宙2023~2025年度291百万円
株式会社BiPSEE うつ病患者向け VR デジタル療法の開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年7月現在所在地創設年創設者名東京都渋谷区2017年松村 雅代パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値BeyondNextVentures株式会社プレシリーズA非公開会社連絡先:info@bipsee\.co\.jpホームページ:株式会社BiPSEE 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマうつ病患者向けVRデジタル療法の開発事業概要うつ病治療においては、標準治療のみでは不十分という課題がある。最初の抗うつ薬で寛解に至るのは3人に1人である一方で、精神療法(認知行動療法)の国内での実施率は6%と、薬物療法に替わる治療方法が確立していないためである。BiPSEEは、VR・AI技術を基盤として、認知行動療法をデジタル化することで、新たな治療選択肢を提供することを目指す。事業内容本事業では、VRデジタル療法の個別最適化を実現するための研究開発を実施し、実用化に近づけていく。また、中長期的にデジタル診断を実現するための研究開発を開始する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2023~2024年度71百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容タイおよびその他主要国海外事業会社/大学等との委託・共同研究研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定現在、タイにて臨床研究を実施中であり、タイを含めた主要国(米国、ドイツなど)における研究パートナーの探索と市場性調査を実施する。
Crafton Biotechnology 株式会社 完全化学合成型mRNAを基盤にした創薬探索システムの整備 DTSU ヘルスケア 東海 事業実施中 2024年5月現在所在地創設年創設者名愛知県名古屋市2022年金 承鶴パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値みらい創造機構シード非公開会社連絡先:052\-789\-5916soumu@craftonbio\.comホームページ:CraftonBiotechnology株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ完全化学合成型mRNAを基盤にした創薬探索システムの整備事業概要完全化学合成型mRNAに基づく革新的な創薬システムを世界に先駆けて整備する。本構想は、化学プロセスを基盤にしたmRNA創薬の探索システム及び後続のCDMO事業基盤を構築することで、従来法では到達できない圧倒的な性能を有するmRNA医薬候補品を生み出し、いち早く患者に届けることを目指す。事業内容独自の化学合成型mRNAの製造法に基づき、迅速なリード化合物の創出と最適化を可能にするため、ハイスル―プットな合成法と複数の評価系を確立し、探索システム全体の効率化を図る。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2025年度非公開
AWL株式会社 現場生産性向上AIソリューション大規模展開に伴う基盤技術開発 DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名東京都千代田区2016年北出宗治パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値指定なし非公開非公開会社連絡先:info@awl\.co\.jpホームページ:AWL株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ現場生産性向上AIソリューション大規模展開に伴う基盤技術開発事業概要AWLが保有するエッジAI技術、現場実装ノウハウを活用し、低コストで構築・運用可能な映像分析AIを実現する独自技術「AWLEngine」を改良することにより、現場最適なエッジAIソリューションを大規模展開するためのAI基盤技術を開発する。現状のAWLEngineでは顧客毎の個別開発が必要となるが、本事業にてAWLEngineを汎用AI化することにより、販売パートナーと連携し、広範な事業領域へ展開、社会実装する。本開発により、労働人口減少により現場生産性向上が急務である現場に、低コストでAI導入が可能となり、様々な現場の生産性向上、付加価値向上に貢献する。事業内容本事業では、販売パートナーであるSIerが自ら、AIモデルを容易かつ安価に構築し、AIモデル精度を全自動・低コストで維持することが可能な「汎用AWLEngine」の研究開発を行う。また、強固な顧客基盤を有する国内外販売パートナーとの関係を構築し、革新的なAIソリューションの事業化・社会実装を目指す。SIerの多様なエッジAIソリューションへのニーズに応えるためには、デバイス・環境毎のAIモデル・精度維持機能の個別開発が必要な状況にある。国内外複数のSIerチャネルを通じた大規模なソリューションの提供を行う場合には、各SIerとそのエンドユーザー顧客企業に対応した個別開発を行うことは時間的にも金額的にも経済合理性に欠ける。本事業の成果である汎用AWLEngineにより、SIerと連携し、エンドユーザー顧客企業が求める「安価でのシステム構築/運用」を実現する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCA情報・通信2024~2025年度非公開海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容インドネシア、ベトナムなどのASEAN諸国研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定
株式会社CaTe 運動負荷量最適化機能と心臓リハビリプログラム医療機器の開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都文京区2020年寺嶋 一裕パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ジャフコグループ株式会社シリーズA1115百万円会社連絡先:03\-6273\-8578cate1@cate\.co\.jpホームページ:株式会社CaTe 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ運動負荷量最適化機能と心臓リハビリプログラム医療機器の開発事業概要心臓リハビリテーションは心疾患患者に対して治療効果が証明されていますが、日本では外来心臓リハビリテーションへの参加率は約4~8%と低く、結果として心疾患患者の多くが再入院を繰り返し、社会全体としても医療費負担が発生しています。CaTeは、心疾患を含む様々な患者様に対して、適切な運動療法と行動変容を提供することで、多くの患者様が自宅でもより良い医療を受けられる環境を作り、より健康な未来を創ることを目指しています。事業内容本研究開発では、運動負荷量の最適化機能を開発し、有効性と安全性を兼ね備えた立位での運動療法を実現する心臓リハビリテーションプログラム医療機器を開発します。〔1〕運動負荷量最適化機能の開発〔2〕〔1〕を搭載した心臓リハビリテーションプログラム医療機器の開発〔3〕探索的医師主導試験の実施〔4〕プロトコル作成を含む検証的治験の準備フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2023~2024年度191百万円
Boston Medical Sciences 株式会社 深層学習に基づく非侵襲的大腸がんスクリーニングシステムの開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2023年岡本将輝パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値BeyondNextVentures株式会社シードラウンド1000百万円会社連絡先:070\-6993\-6006info@b\-ms\.techホームページ:BostonMedicalSciences株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ深層学習に基づく非侵襲的大腸がんスクリーニングシステムの開発事業概要大腸がんは、世界のがん種別罹患数2位・死亡数2位(日本:罹患数1位・死亡数2位)と、極めて疾患負荷の大きい悪性腫瘍であり、今後20年間で罹患数・死亡数ともに約1\.6倍に増加することが見込まれている。大腸がんは早期発見と早期治療介入により、がん死を回避し、生命予後を十分に改善できるにも関わらず、事態が悪化している背景には、「下部消化管の精密検査は忌避されやすい」という事実がある。大量の下剤服用を伴う前日からの検査準備、肛門からのファイバー挿入、鎮静とリカバリなど、精神的・身体的侵襲性の高さがその原因となる。我々は完全無下剤で施行することのできるバーチャル内視鏡検査を実現することで、この「検査忌避問題」を解決し、早期発見と早期治療介入の促進による「大腸がん死の根絶」を目指す。事業内容本研究開発では、大腸CT画像に対して、深層学習アプローチによる仮想的腸管洗浄および自動でのポリープ検出を行うプログラム医療機器の開発を行う(製品名:AIM4CRC)。従来、臨床的に実現が困難であった「完全無下剤でのバーチャル内視鏡検査」を実装することにより課題の解決を図る。STSフェーズにおいては本品プロトタイプ版を完成させ、下記のPoCを達成することで2025年度からの治験・薬事承認申請へとつなげ、早期の国内および国外臨床実装を目指す。〔1〕国内医療機関における、大腸ポリープの検出精度評価(汎化性能検証)と臨床的有効性の実証〔2〕米国医療機関における、本品による読影支援が医師の検出精度を改善させることの実証フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2023~2024年度190百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容日本、米国、欧州、中国、を中心に世界のあらゆる国・地域・海外事業会社/大学等との委託・共同研究AIM4CRCの米国における臨床的有用性を実証し、FDA承認取得への基礎データとするため、前臨床試験としてのオブザーバー試験(読影試験)を実施する。検証する仮説は「大腸CT検査における読影をAIM4CRCが支援することにより、放射線科医の大腸がんおよびポリープの検出性能が向上する」となる。下剤を用いていない検証用データセットを用いて、「セッションA:AI非支援読影」と「セッションB:AI支援読影」を行い、その検出性能を統計学的に比較する。なお、全ての患者情報および疾患有病率情報は盲検化し、両セッションには一定のウォッシュアウト期間を設定する。
bitBiome株式会社 微生物遺伝子収集の国際展開に向けた技術改良と事業化検証 DTSU 食・農業 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都新宿区2018年細川正人パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シリーズB2非公開会社連絡先:03\-6205\-5662info@bitbiome\.co\.jpホームページ:bitBiome株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ微生物遺伝子収集の国際展開に向けた技術改良と事業化検証事業概要bitBiomeは、唯一無二のシングルセルゲノム解析技術bit\-MAP®によって構築された膨大かつ高精度な微生物ゲノムデータベースbit\-GEMと、世界トップクラスの精度と速度を持つ酵素探索・改変プラットフォームbit\-QEDを用いて、最適な遺伝子の発見と改良を実現することを通じて、バイオものづくり産業の研究開発及び生産の課題解決に貢献する。本助成事業では、この微生物遺伝資源を用いたバイオものづくりの主要市場である米国への本格参入を目的とし、海外環境試料の効率的な分析実施を可能とする微生物遺伝子データ回収技術の開発を行う。事業内容本助成事業では、酵素探索・改変サービスの源となる微生物ゲノム解析によるサービス及び自社遺伝子データ拡充の海外実装を目標とする。具体的には、海外環境試料の効率的な分析実施を可能とし米国市場に適合するための既存の微生物ゲノム解析技術の改良を行い、その解析性能と事業化可能性の実証に取り組む。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCA食・農業2023年度~2027年度440百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ合衆国・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定・海外を含めたサプライチェーンの構築を予定海外技術実証活動としては、米国市場での事業化可能性を調査し、必要な技術仕様を明らかにしたうえで、技術改良及び海外実装を行う。具体的には、1)事業可能性及び規制等に関する調査、2)海外拠点の整備、3)改良技術による海外環境試料の微生物ゲノム解析及び遺伝子データ回収性能の実証を行う。
株式会社A-SEEDS 革新的CAR-T細胞製剤の臨床実装を目指した量産技術の開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名長野県松本市2020年中沢洋三パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シードラウンド非公開会社連絡先:0263\-31\-5882kiyohito\.tani@a\-seeds\.co\.jpホームページ:株式会社A\-SEEDS 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業助成事業名革新的CAR\-T細胞製剤の臨床実装を目指した量産技術の開発事業概要再生医療等製品開発、特に遺伝子改変T細胞(CAR\-T細胞)療法開発を通じて、いまだ治療法が少ないがん患者さんへ、CAR\-T細胞療法を届けるための基礎研究開発、臨床実装に向けた研究開発を行っています。助成事業内容本事業では、革新的がん治療医薬品である遺伝子改変キメラ抗原受容体T細胞(CAR\-T細胞)療法に対して、非ウイルス遺伝子改変技術を用いたCAR\-T細胞製剤の量産技術の確立を行うとともに、日本を含めた全世界での治験実施、薬事承認を見据え、国内外医薬品製剤開発・製造支援事業との連携による製造基盤の確立を目的とする。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2024\-2025年79百万円
AMI株式会社 心音AI診断補助システムの社会実装と心音バイオマーカーの開発 DTSU ヘルスケア 九州・沖縄 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名熊本県⽔俣市浜松町5\-98(本店)⿅児島県⿅児島市東千⽯町2\-13302(本社)2015年小川 晋平パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値合同会社リアルテックジャパンシリーズB4070百万円会社連絡先:dev_secretary@ami\.incホームページ:AMI株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ心音AI診断補助システムの社会実装と心音バイオマーカーの開発事業概要小型で低ノイズかつ高S/N比な心音・心電を測定可能な超聴診器の開発を主軸に、信号処理や深層学習により心不全・心臓弁膜症の推定AIを開発・社会実装し、心音解析DtoDサービスの事業化を通じて、今後訪れる心不全パンデミックに備えてこれら心疾患をスクリーニングし適切な治療に繋げていくことを目指す。事業内容本研究開発では、心臓弁膜症の重症度分類AIを改良し、臨床性能試験を実施および薬事承認申請を行う。また、新たに2つの心疾患判別AIを開発し、診断補助機能を拡充する。さらに、DoctortoDoctorのサービスである遠隔医療支援システム"クラウド超診"をエンドユーザーに実際に使用してもらいアンケートを実施し、ユーザーインターフェースの改良や事業化のための検証を経て正式リリースを目指す。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2024年度183万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容北米、アジア・海外事業会社/大学等との委託・共同研究・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定本研究では、北米及びアジアをターゲットとした以下のアクションを行う\-北米及びアジアにおける心音図検査装置のマーケット調査及びビジネスプラン策定\-北米及びアジアにおける研究開発を目的とした現地パートナー選定、製造業者選定、心音図検査装置の設計開発\-心音図検査装置のルールメイキング調査・試験方法の検討、FDA申請準備(510(k)pre\-submission)
ユナイテッド・イミュニティ株式会社 mRNA等を免疫細胞選択的に送付する薬剤送達カプセルの開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2017年原田直純パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値東京大学エッジキャピタルシリーズB2420百万円会社連絡先:03\-6265\-1670info@unitedimmunity\.co\.jpホームページ:ユナイテッド・イミュニティ株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマmRNA等を免疫細胞選択的に送付する薬剤送達カプセルの開発事業概要mRNAワクチンや核酸医薬は、世界中で激しい開発競争が進んでいる。核酸を細胞に届ける従来の薬剤伝送カプセルは、副作用、保存安定性、細胞選択性の低さと、海外特許への抵触リスクという課題があった。我々はこうした課題を解消する新しい技術を発明し、免疫細胞への高い集積や薬効の高さ、既存特許の回避を示した。本事業では、本技術の有効性・安全性・安定性の最適化を進めてワクチン又は医薬品としてのプロトタイプを樹立し、大量生産に向けた製造技術を開発する。新型コロナウイルスに次ぐ、次のパンデミック等の社会課題に、国産技術での課題解決を目指す。事業内容本研究開発では、独自脂質を用いたカプセル組成の最適化によって、既にmRNAワクチン等で実用化している技術に対する差別化点を蓄積する。独自脂質の開発においては、北海道大学と共同研究を実施する。下記項目が、研究開発項目である。〔1〕製剤組成の最適化〔2〕細胞や動物でのコンセプト検証(薬理実験)〔3〕細胞や動物での安全性検証〔4〕スケールアップ可能な製造法の確立フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2024年度300万円
メトロウェザー株式会社 小型低価格ドップラーライダーと量産に向けた精度検証手法の開発 DTSU エネルギー・インフラ 近畿 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名京都府宇治市2015年古本淳一パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ドローンファンドシリーズA1300百万円会社連絡先:0774\-46\-2002ホームページ:メトロウェザー株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ小型低価格ドップラーライダーと量産に向けた精度検証手法の開発事業概要ドローンポート周辺、飛行経路上、都市などのビル風の計測・可視化を実現し、ドローンや小型無人航空機空飛のオペレーターや運航管理者が運航の「Go」or「NotGo」を判断できる情報までを包括的なサービスとして提供する。このため小型低価格ドップラーライダーを開発する。さらに量産に向けた精度検証手法の確立のための技術開発を行う。本事業で試作するサンプル機体を国外ユーザー候補に無償貸与し、ユーザー候補からのフィードバックを受けて製品完成度を向上させる。事業内容本研究開発では、ドップラーライダーの小型・軽量かつメンテナンスレス化・低価格化を実現させ、市場ニーズに沿ったプロダクトラインの複数ラインナップ化する技術開発を行う。こうしてユーザーニーズに合わせた製品を適正な価格で提供できることが可能となる。初期導入ハードルを飛躍的に低下させることが期待される。また、これによってドローン等の飛行安全に必要となる風況観測エリアの領域拡大をを低コストで行えるようにする。さらに、顧客信頼度を向上させるため、ライダーのデータ精度検証手法を確立する量産技術の開発を行う。こうして、海外本格展開に向けた準備を進める。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAエネルギー・インフラ2023~2025年度676百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ(テキサス州を予定)・海外事業会社/大学等との委託・共同研究・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定今回の研究開発で制作した試作機を国外に無償サンプル出荷し、北米のパートナー企業や大学に実際にインストールや運用を実際に行っていただくとともに、サンプルデータを提供を行い、研究開発結果に対するフィードバックを得る。この体制を構築するために、米国にメンテナンス拠点を設立し、日本からのエンジニア派遣や現地雇用を行い、日本からの受入、品質管理、トラブル時のメンテナンスが出来る環境を整え、北米での安定運用を実現する。
株式会社マリ ミリ波レーダ非接触生体情報センシングを用いた革新的医療機器 DTSU ヘルスケア 近畿 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名京都府京都市2017年瀧 宏文パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値MedVenturePartners株式会社シリーズB1600百万円会社連絡先:075\-315\-8997admin@marisleep\.co\.jpホームページ:株式会社マリ 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業助成事業名ミリ波レーダ非接触生体情報センシングを用いた革新的医療機器事業概要閉塞性睡眠時無呼吸症候群患者のうち、標準的治療である経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法を離脱した症例に対し、低負担で治療受入・継続しやすい治療法を提供することを目的とし、ミリ波レーダ非接触生体情報センシングを用いた革新的睡眠時無呼吸症候群治療機器を開発し、国内や米国で普及させる。助成事業内容本研究開発では、国内治験により医学的エビデンスを確立し、国内での薬事承認手続きを進めるとともに、米国での治験実施など米国市場進出に向けて準備する。具体的には、下記の3項目を順次進める。〔1〕量産機器開発のための要素技術改良や試作品開発の完了〔2〕医学的なエビデンスの確立と薬事承認の取得〔3〕米国での市場調査や協業先、治験実施施設の探索フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2024~2026年度500百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ、ヨーロッパ・米国大学との共同研究を予定・自社の拠点を海外に設立予定・事業開発を現地パートナーと提携予定・米国のサプライチェーン構築を予定主要市場である米国で事業展開するため、米国人を対象とした臨床研究の実施と医学的エビデンス確立が必須である。当社はStanfordUniversitySchoolofMedicineとの共同研究、治験の実施を予定している。米国での医学的エビデンスを確立した後、自社の拠点を米国に設立するとともに、米国で医療機器を販売するサプライチェーンを現地医療機器メーカーと構築する予定である。
マイキャン・テクノロジーズ株式会社 不死化単球細胞aMylcを使用したMylcMAT製品の開発 DTSU ヘルスケア 近畿 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名京都府京都市2016年宮﨑和雄パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値合同会社リアルテックジャパンシリーズB非公開会社連絡先:075\-381\-3008info2@micantechnologies\.comホームページ:マイキャン・テクノロジーズ株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ不死化単球細胞aMylcを使用したMylcMAT製品の開発事業概要末梢血単核球から取り出した単球細胞に、独自の不死化遺伝子を導入して不死化単球細胞を作製する技術を基に作り出したMylcMAT細胞を用いた新規発熱性物質試験製品(MylcMAT製品)を世界展開製品として仕上げる。事業完了後速やかに販売できるよう、国内外での開発、試作品提供による製品の改善、製造方法の確立、品質保証体制の構築を実施し、事業機関内の製品完成を目指すことを目的とする。事業内容MylcMAT製品を世界市場へ投入可能な製品にする上で製造・品質・市場開拓に関する6項目について研究開発を行い、目標を達成させる。品質保証を伴うMylcMAT細胞の製造法の開発MylcMAT製品のGMP製造自社製造室の設置欧州開発:欧州市場製品への仕上げと試験提供による欧州展開方法の決定国内開発:JaCVAMでのバリデーション試験PhaseIIIの完了と発売準備米国市場:米国市場に投入する使用調査と製品仕様の決定フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2024年度399百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容ヨーロッパ・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定・海外を含めたサプライチェーンの構築を予定欧州市場製品へと仕上げていく上で開発拠点として欧州開発室を設置し、ここを拠点に現地の顧客候補への試作品提供ならびに将来のサプライチェーン構築を含めた検討を行う。
ファーメランタ株式会社 多段階反応系による有用化合物の微生物発酵生産に係る実用化研究 DTSU 素材・材料 北陸 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名石川県野々市2022年柊崎庄吾、南博道、中川明パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値BeyondNextVentures株式会社シード800百万円会社連絡先:info@fermelanta\.comホームページ:ファーメランタ株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ多段階反応系による有用化合物の微生物発酵生産に係る実用化研究事業概要自然由来の複雑な化学構造を有する化合物は、人類の健康増進に有用な成分を多く含むが、化学的な反応による全合成が難しく、効率的且つ安価な大量生産手法がない。微生物に多くの外来遺伝子を導入し、機能的に酵素を発現し、それらを体系的に生命システムとして制御するという技術的課題をクリアすることで、連続的な酵素反応による多段階の生合成経路を構築し、目的化合物のみを高効率に生産する産業用人工微生物の構築のための基盤技術の開発、並びに社会実装を実現する。事業内容本研究開発では、供給量が限定的で商業的需要があり、特に複雑な生合成経路を必要とするモデル化合物を事例として、独自の多段階遺伝子導入技術に加え、代替となる生合成経路の構築や菌株内の代謝システムの改良によって技術的課題の解決を図る。​​プロトタイプ株の作製とその最適化実験を通じて、実験室用培養装置により、実用レベルの生産収量(培養液1リットル当たりグラムオーダー)の達成を目指す。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS素材・材料2023~2024年度192百万円
東京核酸合成株式会社 超効率核酸合成メソッドの自動装置化 DTSU 素材・材料 関東 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名東京都文京区本郷7丁目3番1号東京大学南研究棟アントレプレナーラボ2022年岡本晃充、松井雅章パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値リアルテックホールディングス株式会社シードラウンド300百万円会社連絡先:050\-5375\-0508contact@tkg\-na\.comホームページ:東京核酸合成株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ超効率核酸合成メソッドの自動装置化事業概要「じゃぼ漬け法」と呼ばれる浸漬式固相合成法の実用化を進めます。本合成法では、大量合成可能、低コストかつ環境負荷の少ない核酸合成物の製造が可能だと想定しております。本事業を実用化することで、核酸医薬品市場等の核酸マテリアルの拡大へ貢献します。事業内容本事業では、浸漬式固相合成法を利用した自動合成装置のプロトタイプ機を作成し、下記に掲げるPoCの達成を目指す。〔1〕プロトタイプ機でのミリグラムスケールでの合成〔2〕従来の固相合成法対比50%未満の反応試薬量での合成〔3〕当社独自の新機能性核酸の合成フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS素材・材料2023~2024年度80百万円
株式会社ティアフォー 自動運転システムのためのS/W統合型電動化モジュールの開発 DTSU 情報・通信 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都品川区2015年加藤 真平パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シリーズB非公開会社連絡先:03\-4520\-2315pr@tier4\.jpホームページ:株式会社ティアフォー 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ自動運転システムのためのS/W統合型電動化モジュールの開発事業概要自動運転レベル4の要件を満たすS/W統合型電動化モジュールとして下記4つのモジュール開発を進め、将来的な量産に向けた基盤を構築することで自動運転の社会への実装を早期に実現させる。1.VehicleControlUnitソフトウェア 2.電動ステアリング 3.電動ブレーキ 4.絶対操舵角センサ自動運転車両開発を企画するOEM・ODMメーカー、自動運転装置の開発を担うティア1サプライヤー等を主要顧客と想定し、本事業にて当該事業の売上の最大化を図り、電動化モジュールのデファクトスタンダード確立を目指す。事業内容本研究開発では、自動運転S/Wから車両のDrive\-By\-WireのH/Wまで含め自動運転車両全体を設計、開発してきたノウハウに基づくレベル4自動運転車両の電動化モジュール要件に従い、下記3つのコア技術で構成するモジュールを開発する。​1.VerifiedAutonomousDriving 2.RedundantDrive\-By\-Wire 3.ScalableElectrical&ElectronicArchitecture効率性、安全性、拡張性を並立させることで品質、耐久性、個体差のバラツキの課題解決を図り、車種/車格を問わず安全な自動運転車両に必要なモジュールを提供する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMP情報通信2023~2025年度2000百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容中国・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定基本技術、要求仕様を現地パートナーへ提供し、パートナーにて中国の市場環境や法規制・許認可制度に沿った技術実証項目の整理、環境の整備を進め、中国での事業展開に適応する技術仕様を確認する。
新日本繊維株式会社 石炭灰リサイクル繊維の生産技術研究開発 DTSU 素材・材料 関東 事業実施中 2024年6月現在所在地創設年創設者名千葉県我孫子市2017年深澤裕パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値指定なしシリーズA6688百万円会社連絡先:04\-7136\-7843ホームページ:新日本繊維株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ石炭灰リサイクル繊維の生産技術研究開発事業概要弾性率75~90GPa以上を有する石炭灰リサイクル繊維の生産技術を確立する。年間約100トンのサンプル製造を実施し、マーケティング検証を行う。事業内容DMPフェーズを前提とした「石炭灰リサイクル繊維生産技術の確立」を実施する。〔1〕年間50~100ton生産技術システムの構築〔2〕プラチナブッシングホール数100~1000を目指した量産コア技術の確立、〔3〕石炭灰用電気溶融炉の新設計以上を達成し繊維利用試作品の確かなる市場検証を行う。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCA素材・材料2024~2025年度400百万円
ソニア・セラピューティクス株式会社 難治がんに対する次世代型集束超音波治療装置の実用化研究開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2020年佐藤亨、岡本淳、吉澤晋パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-シリーズB5000百万円会社連絡先:info@sonire\-t\.comホームページ:ソニア・セラピューティクス株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ難治がんに対する次世代型集束超音波治療装置の実用化研究開発事業概要当社事業の目的は、次世代型の超音波ガイド集束超音波(HIFU:High\-IntensityFocusedUltrasound)治療装置を開発し、治験を通じて医療機器として承認取得し、膵癌をはじめとしたがん患者に新たな治療法を提供することである。本事業ではキャビテーション気泡に着目し、可視化可能な「次世代型」を開発することにより安全性を飛躍的に向上させ、先進国での薬事承認と保険適用を目指す。事業内容本助成では、国内での膵癌治験と他癌腫への展開、最大マーケットである米国での膵癌治験実施の加速化を行う。また、下記に掲げるPoCを達成することで、の達成を目指す。〔1〕国内治験(膵癌)の実施と加速化〔2〕国内治験(膵癌以外)の開始〔3〕米国治験(膵癌)の開始フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2025年度971百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ・海外事業会社/大学等との委託・共同研究・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定米国のパートナー病院と共同で治験プロトコルを作成する。また、FDAに対してIDE申請を行い、治験を開始する。
セレイドセラピューティクス株式会社 遺伝子・細胞治療製品向けの造血幹細胞増幅プラットフォーム技術 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年5月現在所在地創設年創設者名東京都文京区2020年荒川 信行パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値東京大学エッジキャピタルパートナーズシリーズAエクステンション非公開会社連絡先:tel:050\-3612\-7767E\-mail:contact@celaidtx\.comホームページ:セレイドセラピューティクス株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ遺伝子・細胞治療製品向けの造血幹細胞増幅プラットフォーム技術事業概要バイオベンチャー・グローバル製薬企業が開発する遺伝子治療・細胞治療製品の商用製造上の技術課題を解決するため、臨床・商用グレードでのヒト造血幹細胞増幅法・培地供給体制の構築、応用実証実験を行う。事業内容本研究開発を通じて、臨床グレード培地の製造体制の確立と商用製造に適したスケールアップ可能な閉鎖系培養法の確立を行う(研究開発項目1&2)。また、exvivo遺伝子治療製品、細胞治療製品への当社HSC技術の応用デモ実験も実施する(研究開発項目3&4)。これら4つの研究成果に基づき、バイオベンチャー・グローバル製薬企業への技術導出を加速化させる。(研究開発項目1)臨床グレード培地の製造体制の確立(研究開発項目2)商業化に適したヒトHSC製造工程の開発(研究開発項目3)Exvivo遺伝子治療製品の製造工程への応用(研究開発項目4)細胞治療製品の製造工程への応用フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2025年度199百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容日本、アメリカ、ヨーロッパetc\.\-
株式会社セルファイバ 細胞ファイバ技術による細胞GMP製造 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年1月現在所在地創設年創設者名東京都江東区2015年安達亜希、竹内昌治、興津輝、尾上弘晃パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ジャフコグループ株式会社シリーズA非公開会社連絡先:takahashi\.tsubasa@cellfiber\.jpホームページ:株式会社セルファイバ 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ細胞ファイバ技術による細胞GMP製造事業概要細胞治療普及のボトルネックは製造であり、多様なアプローチがあるが大半はコンセプト実証の域に留まっている。セルファイバはゲルチューブ内に細胞を封入・培養する独自の細胞培養技術を有する。本事業では、当該技術をGMP環境に実装し、効率的な医薬品製造が可能であることを実証する。事業内容国内外のビジネスパートナーと協業して以下を行う。〔1〕細胞ファイバのGMP製造方法を開発する。〔2〕細胞ファイバを用いた医薬品のGMP製造プロセスを最適化する。〔3〕医薬品製造のために必要な法規制に対応する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2025年度394百万円
株式会社さかなドリーム 地球温暖化対応型の美味しい次世代養殖魚の創生 DTSU 食・農業 関東 事業実施中 2024年6月現在所在地創設年創設者名千葉県館山市2023年吉崎悟朗細谷俊一郎石崎勇歩森田哲朗パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値BeyondNextVentures株式会社シード非公開会社連絡先:info@sakana\-dream\.comホームページ:株式会社さかなドリーム 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ地球温暖化対応型の美味しい次世代養殖魚の創生事業概要近年の地球規模での水温上昇により、高水温期には養殖魚の成長停滞や生残率低下、感染症多発という問題が顕在化している。一方、南方系の魚類は一般に脂乗りが悪く食味に劣る。本申請では、“代理親魚ハイブリダイゼーション技法”を駆使することで、夏場の高温耐性と食味を兼備し、環境にも優しい次世代養殖魚を開発する。事業内容本研究開発では、ハイブリッド魚を20種類以上作出し、それらの成長性・生残性・妊性・食味等を評価することで、養殖適性が高いハイブリッド魚を5種類開発する。この定量目標は、当社の有する研究設備と技術力を駆使することで達成可能な数値として設定している。この60年間で、我が国において種苗生産技術の確立が試みられてきた魚類はおよそ70種とされ、このうち養殖用として安定供給されているのは10種程度である。本事業では2年のうちに5種もの養殖魚の開発を目指しており、達成により当社技術の汎用性と再現性を十分に示し得ると考える。なお、新規養殖魚の食味については、取引先候補となる水産卸や飲食店、消費者による官能試験を実施し、客観的な意見を元に評価する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS食・農業2024~2025年度98百万円
シンクサイト株式会社 AIを活用した高速細胞分析分離装置の量産化実証 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名東京都文京区2016年勝田 和一郎パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値日本グロースキャピタル投資法人(野村スパークス・インベストメント株式会社)シリーズC非公開会社連絡先:03\-3868\-2520info@thinkcyte\.comホームページ:シンクサイト株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマAIを活用した高速細胞分析分離装置の量産化実証事業概要機械学習(AI)を新規高速撮影技術やマイクロ流体技術と融合し、細胞の形態・構造情報をもとに高速に分析・ソーティングを可能とした技術である「ゴーストサイトメトリー」を搭載した装置の量産体制構築・実証により、健康寿命を伸ばしつつも医療コストを削減するといったグローバルな課題を解決する。これにより、がんや免疫疾患等の病態解明、新たな創薬ターゲットの発見や、薬剤のスクリーニングが可能となり、更に長期的には新たな細胞治療・再生医療、疾患の早期診断や個別化診断の実現を目指す。事業内容本格的に主要市場の顧客に幅広く販売していくための装置の量産に入るにあたり、品質として特に顧客からのニーズが高い技術課題の解決を図るため、以下の研究開発を推進する。〔1〕判別性能の向上と共に、量産時の組立て調整工程における、装置の性能のばらつきを防ぐ。〔2〕長期的使用に伴う外部環境変化や部品劣化などの影響を低減し、長期再現性を向上。〔3〕顧客の多様なニーズに対応するためのオプション機能の拡充など、ユーザビリティの向上又、量産化に向けた研究開発スペースの拡張を計画し、製造費用の低廉化へも取組んでいく。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMPヘルスケア2023~2025年度1047百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容北米、アジア・研究開発、事業開発などを現地パートナーと提携もしくは予定グローバル市場に適合する製品の開発設計・製造に関して豊富な経験を有する海外パートナーの専門知識、生産能力を活用して、当該装置の設計開発を行い、試作品を製作する。
コウソミル株式会社 1分子計測リキッドバイオプシー事業の世界展開 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年4月現在所在地創設年創設者名東京都文京区2022年鏡味優パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ANRI株式会社プレシリーズA非公開会社連絡先:03\-6823\-2260hkomoto@cosomil\.comホームページ:コウソミル株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業助成事業名1分子計測リキッドバイオプシー事業の世界展開事業概要コウソミル株式会社(以下、当社)は、東京大学大学院薬学系研究科の小松徹助教及び理化学研究所の渡邉力也主任研究員によって開発された、血中の酵素の活性を1分子レベルの超高感度で検出できる世界初の「1分子計測リキッドバイオプシー技術」の社会実装により、少量の体液から疾患を早期発見する早期診断薬、及び有効な治療薬を選択するコンパニオン診断薬の開発を行うアカデミア発スタートアップ企業である。助成事業内容本助成事業では、以下を達成し米国展開の蓋然性を高める。〔1〕米国での膵がん診断自家調製検査(LDT)販売の根拠となる米国人での約1000例の臨床研究の実施〔2〕膵がん検査の差別化かつ有用性の根拠となるStage0\-Iの超早期膵がん検体での臨床研究の実施〔3〕国内大腸がん診断LDT販売の根拠となる臨床研究の実施〔4〕指先採血での在宅検査を可能とするホームキットの開発〔5〕測定スループットを大幅に上げる全自動測定装置の開発〔6〕日米薬事承認取得に向けたPMDA対面助言の実施・FDABreakthroughDeviceDesignation取得フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2024~2025年度499百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容アメリカ・海外事業会社/大学等との委託・共同研究・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予当社の開発するがんスクリーニング検査の最大市場のアメリカでの当該検査の臨床開発・販売準備を行う。具体的には、米国人の膵癌・健常者の血液検体を1000例規模で収集して検査性能評価を行い、米国で検査販売を行うエビデンスを確立する。またFDABreakthroughDevices指定を獲得し、今後の臨床開発の優先的支援を受けられるようにする。米国での当社ラボの設立に向けた調査も行う。
インスタリム株式会社 義肢装具特化 AI を用いたマイクロファクトリーの開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年5月現在所在地創設年創設者名東京都墨田区横川2017年徳島 泰パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社シリーズB約2226百万円会社連絡先:03\-6805\-5356contact@instalimb\.comホームページ:インスタリム株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ義肢装具特化AIを用いたマイクロファクトリーの開発事業概要自社製の3DCAD+AI技術を活用し、3Dスキャナを用いて切断分の形状をデータ化し、3Dプリンタで義足を造形することで、先進国に流通している従来品と同等以上の高品質でありながら、設備費、製品単価ともに、従来よりも約10分の1となる大幅なコストダウン(販売価格:約4\-5万円)を実現している。「世界から、“立てない”、“歩けない”、”外に出られない”、をなくし、世界中の可能性を開花させる」ために10年以内の具体的目標として「必要とする全ての人が、質の高い義肢装具を手に入れることができる」世界を目指す。「世界から、“立てない”、“歩けない”、“外に出られない”、をなくし、世界中の可能性を開花させる」ために10年以内の具体的目標として「必要とする全ての人が、質の高い義肢装具を手に入れることができる」世界を目指す。事業内容本研究開発では、展開済みのフィリピン、インド以外の国・地域で弊社技術を活用した3Dプリンタによる義足製造の実現を阻む要因である事前診断技術の難しさ設計の難しさという課題を、以下を開発をすることで解決する。〔1〕対面での専門家対応が必用無い、表面情報と深部情報(骨の位置等)が取得可能なスキャンデバイスの開発〔2〕様々な患者条件に対応し患者受け入れ率を向上することができる、部位によって異なった物性を備えるMulti\-layer義足の開発〔3〕上記〔1〕の深部情報と、上記〔2〕のMulti\-layer義足を加味した、AIを用いた義肢装具自動設計アルゴリズムの開発〔4〕上記課題1~3を含んだマイクロファクトリーの開発フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2024年~2025年度493百万円
株式会社ガルデリア 微細藻類を貴金属リサイクル吸着材に応用した資源循環事業立上げ DTSU 素材・材料 関東 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名東京都中央区2015年谷本肇パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値みやこキャピタルシリーズB3500百万円会社連絡先:045\-716\-8753ホームページ:株式会社ガルデリア 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ微細藻類を貴金属リサイクル吸着材に応用した資源循環事業立上げ事業概要微細藻類ガルディエリアの特性を活かした、天然素材による貴金属吸着材を開発し、環境負荷を低減しながらも、現在破棄されている低濃度廃液から貴金属リサイクルを実現する。本事業においては、商業規模(月産4t)の生産方法で製造された吸着材を使い、顧客の実回収プロセスでのPOCを行うことでプロダクトマーケットフィットの最終検証を行う事業内容本研究開発では、微細藻類ガルディエリアを用いた貴金属吸着剤の商用化に向けたものとして、月産4t規模の培養設備を開発し、開発した高機能貴金属吸着剤を元に、都市鉱山におけるリサイクル率を向上し、既存技術である化成品と代替する事であらゆる環境負荷の低減を図る。また、貴金属吸着剤として利用しない細胞内容物の食品用途の検証も同時に進める。開発した貴金属吸着剤のプロダクトマーケットフィットは以下の3項目で達成を検証する。〔1〕初期モデル製品を出荷できるレベルの生産設備の完成〔2〕顧客候補企業での回収実証で勝ちが認められサンプル出荷に対して契約がなされる事の検証〔3〕回収後の貴金属を含む焼却灰が買い取られる事の検証フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCA素材・材料2023~2025年度299百万円
アナウト株式会社 手術支援AI技術の次世代治療機器連携を通じたグローバル展開 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都港区2020年小林 直パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値ANRI株式会社シリーズA非公開会社連絡先:info@anaut\-surg\.comホームページ:アナウト株式会社 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ手術支援AI技術の次世代治療機器連携を通じたグローバル展開事業概要外科医療では視覚・認知支援に関して技術革新の余地がある。更に安全な未来の治療機器の実現を目指し、AIを中心とした先端技術を社会実装し、より安全な医療の実現を目指していく。事業内容次世代医療機器との連携を前提としつつ、定性的・定量的な精度向上や携の実証などを実施し、実用化に近づけていく。また、グローバル展開を前提として研究開発の深化を行うほか、海外展開活動についても積極的に実施していく。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額PCAヘルスケア2023~2025年度299百万円海外技術実証対象国・地域海外技術実証内容日本、アメリカ、ヨーロッパ・海外事業会社/大学等との委託・共同研究・自社の拠点を海外に設立もしくは設立予定・海外を含めたサプライチェーンの構築を予定現在複数の海外学術機関と協議を行っており、精度向上に向けた共同研究を実施する。また、米国に拠点展開を計画しており、実行に移していく。
株式会社アスター アスターモータ駆動システムの社会実装を目指した量産化実証 DTSU モビリティ 北海道・東北 事業実施中 2024年3月現在所在地創設年創設者名秋田県横手市2010年本郷武延パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値\-非公開非公開会社連絡先:0182\-38\-8552ホームページ:株式会社アスター 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマアスターモータ駆動システムの社会実装を目指した量産化実証事業概要独自技術であるアルミアスターコイルによるアスターモータ、および専用設計されたインバータを備えるアスターモータ駆動システムは、比類なき小型軽量かつ高効率なシステムとして、EVやドローン、産業機器・民生機器などへ少量ながら既に搭載され、国内外のパートナー企業とビジネス拡大を進めている。本格的社会実装に向けたアスターモータ駆動システムの堅牢性向上と量産化の課題解決に取り組み、高性能なモータの普及拡大を図る。事業内容「A.高占積率アルミコイルモータの性能向上」「B.同モータに最適化された制御器の性能向上」「C.同モータの量産QCDの改善」の3つのテーマに取り組む。まず、AとBでは、アスターモータの普及拡大を目指すいくつかの個別市場について、市場での有力なパートナーから得られる製品へのニーズや課題等を解決するための開発に取り組む。次いでCでは、モータ開発品を低コストで早期に市場投入できるようにするためのQCDの改善に取り組む。生産や検査の自動化および工程の汎用性向上等により、低コストな量産化を実現してなお、持続的に量産技術を転写・拡大できるような体制づくりを行う。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額DMPモビリティ2023~2025年度1011百万円
株式会社アグロデザイン・スタジオ 分子標的農薬プラットフォームを利用した新規農薬の創出加速 DTSU 食・農業 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名千葉県柏市2018年西ヶ谷 有輝パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値リアルテックファンドシリーズA1000百万円会社連絡先:TEL:04\-7180\-0290info@agro\.designホームページ:株式会社アグロデザイン・スタジオ 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ分子標的農薬プラットフォームを利用した新規農薬の創出加速事業概要世界人口の増加が続く現代において、農作物増産のために効果の高い農薬を開発することは重要であるが、同時に安全性が高い農薬も求められている。効果と安全性が両立できる農薬として『分子標的農薬』が有望視されている。このタイプの農薬は、防除対象生物(雑草・害虫・植物病原菌)にのみ存在する酵素(タンパク質)をターゲットとすることで、対象生物のみに効果を発揮することができる。分子標的農薬の利点は以前より言われていたが、それを実現する技術的ハードルが高かった。そこで、本事業では、分子標的農薬の開発を行うためのプラットフォームを確立することで、当社の創農薬に役立てると同時に国内外の農薬会社に技術提供することにより、安全安心な農薬の創出加速を図る。事業内容本事業では、分子標的農薬の開発において最も大きな技術的課題である、薬剤ターゲットとなる酵素(タンパク質)の3次元立体構造解析を効率的に行う環境(プラットフォーム)を整備する。さらに、そのプラットフォームを活用し、実際に殺虫剤の創農薬を行う。具体的なプラットフォームの内容として、〔1〕膜タンパク質の構造解析を迅速に行う環境(X線結晶構造解析、クライオ電子顕微鏡を利用)、〔2〕計算機創農薬(分子動力学シミュレーションやAI創薬手法)、〔3〕農薬実験DX(ロボットやAIを活用した実験の自動化)を行える環境を整備する。さらにこれらを活用し、膜タンパク質などの高難易度な農薬ターゲットタンパク質に対する創農薬を実施する。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STS食・農業2023~2024年度208万円
株式会社アークス 生殖補助医療自動化システムの開発 DTSU ヘルスケア 関東 事業実施中 2024年2月現在所在地創設年創設者名東京都渋谷区2022年棚瀬 将康パートナーVC直近の資金調達ラウンド企業価値株式会社ディープコアプレシードラウンド非公開会社連絡先:03\-5801\-6357ホームページ:株式会社アークス 事業名ディープテック・スタートアップ支援事業研究開発テーマ生殖補助医療自動化システムの開発事業概要人工知能(AI)とロボティクスの技術を活用し、誰もが安全で質の高い不妊治療を受けられる世の中の実現を目指している。特に、生殖補助医療クリニックにおいては胚培養士がヒトの精子や卵子を扱い、授精や培養作業を行っている。この作業は胚培養士の人手不足の課題や、術者の熟練度の違いによって臨床結果にばらつきがあるという課題がある。こういった課題に対し、作業中の判断支援AIや作業自動化システムにより、医療従事者の負担を軽減し、治療の成功率を高める(=妊娠率を向上させる)ことが本事業の目的である。事業内容本研究開発では下記をコア技術として活用することにより医療従事者の負担を軽減し、治療の成功率を高めることを目的とする。助成事業期間終了時点の目標は下記の通りである。(1)精子選別AI精子の画像データ収集を行い、熟練の術者以上の選別精度を達成する。(2)自動化システム自動化システムのマウスによるPoCが完了し、量産試作品の評価試験が完了していることを目標とする。フェーズ事業領域・分野助成事業年度交付決定額STSヘルスケア2023~2024年度109百万円